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ニュースにヒトコト! 気になるアレに注目!!【 横浜市 築古物件の再生 】

2017.01.19
  • ニュースにヒトコト

    「ニュースにヒトコト! 気になるアレに注目!! 」

    このコーナーは、賃貸管理に関するニュースの中から気になるものをピックアップし、当社のコンサルタントがヒトコト言わせていただく企画です。

    空室対策の鍵をにぎるのは物件への「自由度」

    横浜市:築古の共同住宅200棟の再生スタート

    防火目的に建設した物件にクリエイター呼び込み

    横浜市は、市内に200棟近く残る防火帯建築を有効活用し、芸術家やクリエイターが住むエリアに再生するプロジェクトを進める。

    防火帯建築とは、都市の防火を目的に1952年に施行された耐火建築促進法に基づく指定エリア内に建築された共同住宅のこと。

    築年数は50~60年ほどの鉄筋コンクリート造のものが多く、 権利関係の問題から建て替えが進められない物件や、1階部分だけ店舗として貸し出し、住居部分は空室のままになっている物件が増えていた。

    横浜市は、都心の臨海部を中心に『文化芸術創造都市』の取り組みを進める。

    関内の空きビルや倉庫をアトリエなどに再生し、クリエイターの活動拠点として広げていく狙いだ。

    10月からモデル事業として、2物件の再生を開始し、効果を上げている。

    (事例省略)

    入居者はサラリーマンが多く、クリエイターを呼び込みたいという横浜市の思惑通りではないが、実績を上げたことでオーナーの意識は変わりつつあるという。

    今後、横浜市は横浜国立大学と共同で防火帯建築の実態調査を進めていく。 横浜市の横浜市文化観光創造都市推進課の河本一満課長は「来年1年間かけてオーナー側の情報収集をし、アーティスト側とのマッチングをしていく」と話す。(賃貸住宅新聞WEB  2016/12/23より抜粋)

    空室対策の鍵をにぎるのは物件への「自由度」

    築年数の古い物件はどうしても人気が薄れていく傾向にあります。

    株式会社リクルート住まいカンパニーと21C.住環境研究会が共同で調査をしている『入居者ニーズと意識調査』でも、部屋探しの際に「築年数を重視する」と回答した人は全体の6割にのぼりました。築古物件の空室に悩むオーナー、管理会社は少なくないはずで、弊社も例外ではありません。

    だからこそ、築古物件の空室をアトリエとしてクリエイターに貸し出す。この取組は非常に面白いです。

    多くの人に受け入れられやすい一般的なものを作るより、他にはない唯一無二の特徴をもつ物件は、それを支持する人に熱狂的に受け入れられますし、「クリエイター」と呼ばれる人たちはその「熱狂」の下地があります。

    また、セルフリノベーション物件は「クリエイター」そのものを創り出す力すら持っています。

    不動産会社が知恵を絞ってデザイナーズ物件を創ることはコストもかかる上にリスクも高いですが、セルフリノベーションは入居者に「デザイン・使い方」を委ねるのですから「企画の失敗」を防ぐことができます。さらに言うと、入居者が好きなように創造した部屋、オンリーワンの部屋なのですから、一般的な賃貸物件より退去を抑制できると考えられます。

    アトリエ、セルフリノベーション…どちらも入居者自身がアーティストになれる物件。非常にユニークな発想だと思います。

    今後、築古の物件はどんどん増えていきます。

    空室対策の鍵をにぎるのは築年数の新しい、古いなどではなく、こういった物件そのものへの「自由度」なのではないでしょうか。

    オーナーズエージェント株式会社 青木

    事例紹介

    「クリエイターを集めたい!」という横浜市の思惑が外れているとのことですが、では、どうやったら優れたクリエイターを集めることができるのでしょう?
    実際にクリエイター専用物件を運営されている2社をご紹介。どうやって集めたのか、教えてもらいましょう!

    写真クリックで「冷泉荘WEBサイト」へ

    「冷泉荘」吉原住宅有限会社(福岡県中央区)

    吉原住宅さんは「ビンテージビル創出企業」としてリノベーションを先駆けて行ってきた企業。

    ご紹介する「冷泉荘」は築60年になる賃貸集合住宅を集合アトリエとして再生したもの。

    1期目に(1)入居期間を3年 (2)低家賃・敷金なし (3)セルフリノベーション、原状回復義務なし という条件で約100組の応募を達成。入居者を選定することで質の高いクリエイターの活動の場として認識されるようになったそうです。

    そして、2期目。コンセプトを「まち」に根付き、「ひと」が集まり、「文化」を育む場である、と明確化したところ、現在に至るまで常に高稼働を維持する街のランドマーク的存在に!

    居住用として限界を迎え、スラムと化していた2002年と比べると、現在の年間収入は・・・なんと約3倍とのこと!

    写真クリックで「360&365creators WEBサイト」へ

    「360&365 creators」株式会社クラスコ(石川県金沢市)

    賃貸フェス共催でおなじみのクラスコさんは、クリエイターしか住むことを許されないマンションを運営。

    すべてのお部屋でDIYが可能で、さらに共用のフリールームを用意。アトリエ、打ち合わせスペース、コミュニケーションの場として利用可能です。

    しかも、家賃はタダ!

    家賃0円で住むことの対価として、企業からのクリエイティブ関係の仕事を受けてもらう、というシステム。

    クリエイター、企業ともにWin-Winの関係になれるところが素晴らしいですね!

    ちなみに・・・入居希望者には厳選なる「作品による審査」が行われるそう。入居審査もユニークですね!

    今回のヒトコトはこの人・・・

    • 青木 瑠里
      コンサルティング事業部
      プロフィール:

      営業として毎日楽しく仕事をしています。
      愛称は「るーりー」です!
      人との出会いが人生の大きな財産だと思っています。
      みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。

      コンサルタントブログ:るーりーブログ

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