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宅建合格には「過去問」を繰り返しが重要!過去問を使った正しい勉強法とは?

投稿日:2022年3月4日 更新日:




「宅建に合格するにはひたすら過去問を繰り返しましょう!」

「宅建は過去問だけで合格できる!」

こんなことを耳にしたことはありませんか?確かに宅建は過去問を完璧に解ければ誰でも合格できる試験です。

しかし、ただ過去問を解くだけでは合格できません。そこで、この記事では過去問を使った具体的な勉強法を解説します。

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どの過去問集を買うべき?過去問集の種類2つ

過去問集は大きく分けて年代順問題集と科目別&出る順問題集の2つがあります。

年度別問題集

年度別問題集は「令和2年度分」「令和元年度分」「平成31年度分」など実際に行われた試験問題をほとんどそのまま掲載している問題集です。

年度別問題集はこんな時におすすめです。

  • 試験の流れを知りたい時
  • 試験の緊張感を持ちながら勉強したい時

試験本番は2時間という限られた時間で50問を解きます。

実際に50問解いてみるとわかりますが、意外と2時間いっぱいまで使います。油断すると最後まで解けません。

なので年度問題集を解くときは1問にどれくらいの時間をかけて、この科目にこれくらい時間をかけるといった時間の流れを掴む時に使用するのがおすすめです。

科目別&出る順問題集

科目別&出る順問題集というのはその名の通り、「民法」や「宅建業法」などの科目別、さらに細分化された項目別、例えば「借地借家法」「不法行為」のような問題が過去問から抜粋されて並んでいる問題集です。

細分化された項目にたくさんの類似問題がまとまっているので、学んだ項目が今までにどのように出題されたのか出題パターンを知ることができます。

さらに細分化された項目別に並んだ問題は、過去問によく出る順番になっているつまり「出る順」に並んでいる問題集が多いです。

科目別&出る順問題集はこんな時におすすめです。

  • テキストや講座で勉強して初めて問題を解く
  • 苦手な項目を繰り返し解きたい

いきなり年代別問題集を解くのはちょっとハードルが高いですよね。

そのため、テキストや講座でインプットをしたあと、まずは学んだ項目の問題を解いてアウトプットしましょう。記憶や知識を定着させるためにはインプットした後すぐにアウトプットすることが大事です。

定着するまで繰り返し問題を解きましょう。

「年度別問題集」は実際の試験を知るため、「科目別&出る順問題集」は知識を定着させるため、同じ過去問集でも目的が違います。「過去問を2種類も買う必要ある?」と思うかもしれませんが、両方購入することをおすすめします。

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過去問を使った正しい勉強方法

過去問を繰り返し解くことは大切ですが、単に繰り返し正解するだけでは意味がありません。実際に過去問10年分を40点以上を取れるまで勉強しても不合格になってしまった人はたくさんいます。

理由は「正解肢を覚えてしまったから」です。

問題を覚えることは間違った勉強方法です。

正しい勉強方法は「問題を覚える」ことではなく「解き方を覚える」ことです。

解き方を覚えるには問題を解くときに、4択全てに理由をつけましょう。

例えば、4択問題に「非常用昇降機は20mを超える建物に設置しなければならない」と言う選択股があったとします。この答えは×ですが、ただ×と答えるのではなく、「非常用昇降機は31mを超えるの建物に設置しなければならないので×」と理由も答えます。加えて「20mを超える建物に設置しなければならないのは避雷針」という問題作成者がどのように引っ掛けようとしているのかまで考えます。

考えるだけでは曖昧になってしまうので毎回メモすることをおすすめします。解答だけでなく、解答理由もあっているか解説を読んでチェックしましょう。

ここまでできれば「避雷針は31mを超える建物に設置しなければならない」という問題が出題されても解答できますよね。

解き方を覚えれば過去問に出たことがない問題でも解くことができます。また難しい突飛な問題が出ても投げ出すことなく、考える癖がつくので正解する可能性が高まります。

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宅建の過去問は何年分解く?何回繰り返し解く?

過去問は「過去12年分を正解するまで全て解く」とよく言われています。年度別過去問集は12年分収録されていることが多いです。

しかし正直12年分全てを完璧に解けるようになって試験に臨んだ合格者は多くないと思います。

宅建の過去問は何年分解く?

結論、過去問集は何年分解くかよりも何回解くかが大切です。

「過去問集にある年度分全てを解かなければ!」と思うかもしれませんが、すべてを1回解くよりも、1年分を完璧に解けるようになった方がいいと思います。

定着させなければ何年分解いても意味がありません。流石に「過去問1年分で合格した!」という人は少ないと思いますので、直近3年分は完璧に解けるようにしましょう。

宅建の過去問は何回繰り返し解く?

年度別過去問集は40点から統計を除いた45点を取るまで繰り返し解くべきだと言われています。特に、最低限統計を除いた40問以上正解することをおすすめします。

解けなかった1,2問のために同じ年度の過去問を何回も繰り返しても答えを覚えてしまうだけなので、知識の定着には繋がりません。

間違えた問題を後日復習して解けるようにしておきましょう。

科目別&出る順問題集は知識が定着するまで何度も解きましょう。私は全ての問題を3回正解するまで繰り返しました。問題集にも3つの正解日チェック欄が用意されている場合が多いので、3回正解するまで繰り返し解くことをおすすめします!

一方で、3回正解するまで間違った問題ばかりを何度も解くと、今度は逆にすんなり正解した問題の知識が抜け落ちてしまいます。

正解した問題もたまに振り返り、満遍なく勉強しましょう。

過去問集の選び方

過去問集の選び方は2つあります。「過去問なんてどれも同じ!」と思いますがそうではありません。

最新年度(試験を受ける年度)対応の過去問集

過去問は最新年度を購入しましょう。なぜなら宅建試験には法改正があります。

大げさに言うと1年前まで正解だった正解肢が、今年は法律が改正したので不正解と言うことがあります。

お金をケチって中古で過去問を購入すると、「問題の選択肢が昔の法のままでおかしい。」「解説が昔の法のままで間違えたまま覚えてしまう」なんてことになりかねません。

解説がわかりやすい過去問

「ネットでわかりやすい解説を探せばいいや」という安易な考えで簡単な解説だけの過去問集を購入しても、結局買い直すことになるケースもあります。

最新の過去問集を選ぶという理由と重なりますが、ネットの情報が最新とは限りません。

検索すると解説が出てきますが、その時代は正解であっても法律改正により今は不正解。というときがあります。ネットやYouTube動画は詳しく教えてくれるのでわかりやすいですが、

  • 古い情報の可能性がある
  • 法改正のプロではない

という2点を念頭に置いて参考にしましょう。

まとめ

宅建の試験勉強における過去問活用で大切なことは以下の3点です。

  • 最新の過去問集を選ぶ
  • 3回正解するまで解く
  • 問題の選択肢すべてに理由をつけるて「解き方」を覚える

以上を守って勉強すれば合格できます。問題を解くには時間がかかり、何度も同じ問題で間違えてしまうなど骨の折れる作業ですが、コツコツ続けて合格しましょう!




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黒すぎる宅建士

宅建保有者としてスタケン利用の受験者を励ますため、持ち合わせている宅建受験ノウハウ・勉強法・自身の過去の体験談などを余すところなく公開している。 趣味は水泳・海水浴・旅行。 趣味が講じて夏場は健康的な小麦色の肌になるため「黒すぎる宅建士」などと称される。

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