管理受託ホームページ - WEBでの見える化戦略

【事例・管理受託ホームページ】ゼントラスト

【事例・管理受託ホームページ】ゼントラスト
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ホスピタリティが強み。だからこそ、Webという新しいチャネル開拓を。

株式会社ゼントラスト

1933年、映画事業を営む「全線座株式会社」を創業。以降、ホテル、美術館、画廊、ダンスホール、飲食店など経営を多角化。2015年、不動産事業を行なう株式会社ゼントラスト設立。「銀座」を拠点として各地の地主から物件を預かるほか、マンション投資コンサルティングや売買支援など、これまでのビル経営やホテル経営のノウハウを活かしたサポートを幅広く行なっている。

企業理念は「情熱 × 上質 = ホスピタリティ」。顧客に対し、感謝と思いやりの気持ちをもって寄り添うことを社是としている。

導入前の課題

・新規に管理を預かる際のチャネルが「紹介」に偏っている
・オーナーの高齢化が進む一方、二代目オーナー等に会社をアピールする場が少ない
・ご挨拶したオーナーらが同社について詳しく知りたい際、ネットで調べることができない

導入の効果

・ホームページという新しい営業チャネルを獲得できた
・ブログ等で定期的に物件情報や会社の情報を発信できるようになった
・興味を持ったオーナーが、ホームページでより詳しい情報を取得する流れができた

もっと知りたい、の声に答えられる環境を

ビジネスは、人と人とのつながりによって生まれるもの。極論すれば、ホームページなど持たなくとも、顧客と出会い商談を進めることは可能です。特に、相手がインターネットと縁遠い高齢者ばかりとなれば、自社サイトの必要性をそれほど感じなくとも不思議ではないかもしれません。

しかし、いま目の前にいる顧客が「ホームページなど見ないから」という理由で、Web上でのアピールをあきらめていいのでしょうか。貴社に興味を持った誰かが、貴社について深く知りたいと考えたとき、果たして彼らは貴社まで出向いたり、電話で資料を請求したりしてくれるでしょうか。

いつでも「もっと知りたい」の声に答え、新たな顧客を獲得できる環境を作る。ゼントラスト社は、まだ見ぬ管理オーナーのためにWeb戦略を開始しました。

地主との強いコネクション。故に求めた新規顧客。

――ホテルや飲食店、カラオケ店まで経営されているんですね!

田部井(ゼントラスト):
はい、グループという単位では様々な事業を展開しています。元々は映画事業で創業し、映画館「銀座全線座」「渋谷全線座」を経営していました。

その後、ホテル、飲食、美術館といった事業にも進出して経営を多角化。事業範囲が広がっていくとともに、銀座や渋谷の地主の皆さまとお付き合いさせていただく機会も増え、不動産業に転進していったと聞いています。


――なるほど、先に地主の皆さんとの関係があって、結果としての不動産業なのですね。

田部井:
そうなりますね。ですから、いまお付き合いいただいているオーナー様の中には、当社が不動産業を始める前から当社を知っている、という方が多くいらっしゃいます。

長いお付き合いをいただいている皆さまに安心して物件を預けていただけるよう、日々誠実かつ細やかな管理を心がけています。


――貴社の強みは、その行き届いたサービスですか?

田部井:
サービス内容もそうですが、スタッフ一人一人の心配りや人間力が長所ではないでしょうか。

大手企業は潤沢な予算と人材で優れたサービスを提供できるかもしれませんが、そのぶん“味気ない、温かみがない”というお話をオーナー様からよく伺います。すぐに担当が変わってしまうし、何か要望を伝えたところで「大勢いるオーナーのうちの一人」として扱われてしまう、と。


――貴社は、そうではない?

田部井:
不動産がこの世にただひとつしか存在しないように、不動産オーナー様と紡いだご縁・絆もまた唯一無二です。当社は経営理念に「ホスピタリティ」を掲げて、感謝と思いやりの気持ちをもってオーナー様に寄り添うことを重視しています。

何かご要望があればとことんお話を伺い、一緒になって考える。地味な仕事も進んでこなし、手間を惜しまずに汗をかく。何かあったときにすぐ動けるよう、フットワークを軽くしておくことも意識しています。


――オーナー様との関係、人と人との関係を大切にされているのですね。

田部井:
時代は変わっても、ビジネスを動かすのは「人」ですから。信頼関係をきちんと構築できているかどうかは非常に重要です。

実際、当社が管理を預かる際は、オーナー様や提携業者様からご紹介いただくことがほとんどです。信頼関係を築く日々の努力が管理受託につながっています。

ただ、それも一長一短ですが。


――と、いいますと?

田部井:
受託のチャネルが一点に偏ってしまうことはリスクでもある、ということです。

先述の通り、当社のオーナー様は古くから当社をご存じの方が多いのですが、それは高齢の方が非常に多くいらっしゃるということでもあります。70代、80代のオーナー様も珍しくありません。

高齢になれば当然、交友関係やネットワークも小さくなるものです。そのような「先細り」が明白な営業チャネルに頼りすぎれば、当社の事業はどこかで行き詰ってしまいます。


――あたらしい営業チャネルが必要になった。

田部井:
今のオーナー様との関係性を大事にすることとは別に、新たなオーナー様と出会う機会の創出が課題となったんです。

高齢オーナー様が亡くなり、相続の結果として当社でお預かりしていた物件が売却され、管理契約についても解約となってしまう、というケースも増えてきています。二代目オーナーや投資家の方々とどう出会うか、方法を模索していました。

サービスを明示し、ブログから情報発信

――ホームページの閲覧状況はいかがですか?

田部井(ゼントラスト):
会社概要やブログを多く閲覧いただいているようです。

リスティング広告等のWeb集客はまだ本格的には始めていませんので、実際にお会いした方、ご挨拶させていただいた方が、当社のことをホームページで調べているのだと思います。


――実際にホームページが出来上がってみて、印象はいかがですか。

田部井:
当社のサービスについても分かりやすくまとまっていますし、仕上がりも上品で、概ね満足しています。

管理会社がアピールするべき要素をきちんと網羅したものを、短期間で、それほど労力もかけずに作れたのは、全国の賃貸管理会社をサポートしている貴社のサービスならではですよね。

正直まだああしたい、こうしたいと思う部分もありますが、それは随時ブラッシュアップしていけたらと。


――ご要望に完璧にお答えできず申し訳ない限りです。ちなみに、どのような改善のご要望ですか?

田部井:
そうですね、もう少し「問い合わせ」に至るまでのアクションを少なくできればと考えています。

既に、ブログに掲載した物件情報をもとに問い合わせも発生していますので、その先のアクションを促せる工夫ができたらもっと増えるのではないかと。

問い合わせ獲得の実績ができた以上、やはりこのWeb経由の集客は強化してきたいです。


――承知しました、社内で検討させていただきます。…ただ、ひとまず、きちんと問い合わせが発生したようでホッとしました。笑

田部井:
私たちもです。笑

持ち回りで定期的にブログを書いてきた甲斐がありました。物件情報に限らず、今後も積極的に様々な情報を発信していければと思います。

スピード感のあるWeb戦略の実行がカギ

――ちなみに、先ほど少しお話しされていましたが、リスティング広告なども検討されているのですか?

田部井:
はい、リスティング広告を打ってランディングページに誘導する、といった施策は検討中です。料金面でインパクトのある商品も作ろうと思っていまして、これを打ち出す際はWebでも積極的に集客を図っていきたいですね。

ただ、「低料金」や「無料」などを前面に打ち出すと、どうしても「胡散臭いなあ」と思われてしまいますよね。「ちゃんと管理してくれないんじゃないの?」とか。


――分かります(苦笑)

田部井:
直接会って話せないぶん、そのあたりのバランスが難しいですよね。当社のサービス品質を勘違いされても困りますし。


――ですが、たとえ価格からでもサービスに興味が湧いた方は、ランディングページだけでなく会社のホームページも調べるのでは?
貴社の場合は、ランディングページと企業サイトとで印象がだいぶ変わるでしょうし、「良い意味でのギャップ」が生まれるのではないでしょうか。

田部井:
なるほど。ホームページまで来てもらえれば、「安いわりに、しっかりしていそうな会社だな」と思ってもらえるかもしれないということですね。当社の誠実さがイメージとして伝わりやすい構造ですし、そこは期待しても良いかもしれません。


――さて、最後になりますが、今後のWeb集客に関する目標等を教えていただけますか?

田部井:
そうですね…、Webでの施策を始めてみて痛感したのは、「スピード」が非常に重要だという点です。一括見積もりサービスなども利用してみたのですが、とにかく素早い行動が求められる。定休日の前夜などに問い合わせが入ってしまうと、定休日明けに連絡しても、もうダメですよね。何はともあれ、まずは速さなんだな、と。 

ですが一方で、当社のホスピタリティがうまく相手に刺さることもあります。
管理の相談があれば、当社は必ず相談された物件を現地まで見に行きます。Googleのストリートビューで済ませることもできるのですが、きちんと現地まで足を運んで、気づいたことや感想を伝えるルールにしているんです。

そうすると、たとえ他社より出遅れたとしても「えっ、わざわざ見に来てくれたんだ!」と興味を持っていただけることがあります。先ほど大手企業の対応が味気ない・温かみがない、という話をしましたが、それに通じるものがあるかもしれませんね。

Webは速さを重視するぶん、温かみのない対応で溢れかえっています。その中で、当社のホスピタリティはきっと輝いて見えるはずです。

いかに素早く、いかに思いやりをもって対応できるか。ホームページを基点に、今後もWeb集客の改善を続けていきたいと思います。


――ありがとうございました。貴社の目標を叶えられるよう、オーナーズエージェントは今後もご支援させていただきます。本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。

田部井:
ありがとうございました。

答えていただいたのは… (左から)鈴木 由紀子 様、田部井 武道 様、二橋 瞬 様

人の力、Webの力

時代が移り変わっても変わらないのが、「人」の大切さ。人と人との関係でビジネスが成り立つ以上、誠実さや人柄は非常に重要です。

しかし、人と人とがつながる方法や、会社の内面を伝える方法は時代と共に変わります。その時代、その市場に即した方法を使わなければ、会社や人の優れた点も、誰にも伝わらなくなってしまうのです。

貴社の長所、貴社のサービスの利点を、効率よく伝える方法をきちんと用意していますか? もしまだであるなら、手間と時間を節約しながら「伝える」を実現できる当社のサービスを、是非ご検討ください。

導入企業

株式会社ゼントラスト
東京都中央区銀座八丁目7番13号 銀座全線座ビル1F
代表取締役社長:樋口 雄一
事業内容:銀座を拠点に東京圏の区分マンション等、不動産の管理・運営を行なう。物件の選定から最終的な売却まで、不動産投資をトータルにサポートできる総合力のほか、ホテル経営やビル運営の経験を活かした不動産コンサルティングが強み。
URL:http://www.zentrust.co.jp/


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