【第3回】過去問集中講座(ZOOM)を開催しました

スタケン宅建講座では、ご購入者様限定オプション講座(ZOOM)として提供させていただいている、「過去問集中講座」の第3回を6/21(金)19:00~20:00に開催しました。集中講座では、動画講義でもおなじみの宅建講師・鳥海耕二先生が登壇し、試験範囲の各分野から重要な過去問を2問ずつ取り上げ、問題の解き方・考え方についてお伝えしました。

試験対策が全国的にも本格化する7月を目前に控え、受講生の姿勢もいよいよ真剣身を増したように思います。受講後のアンケートでは、「あっという間の1時間でした。鳥海先生のお言葉を励みに頑張ります」など、試験対策のモチベーションアップにつながったというコメントを多数いただきました。これを機会に、引き続き試験対策に取り組んでいただければ幸いです。

宅建講師・鳥海耕二先生

集中講座の序盤は、いつものように【権利関係】から重要論点を解説しました。苦手とする受験生が多い民法の問題ですが、解答に当たり、鳥海先生から「皆さんは関係図を描いていますか?」と問いかけ。文章を読むだけで問題を解こうとすると、時間がかかってしったり、ミスを誘発してしまったりとリスクがあるものです。「関係図はすぐに描けるものではありませんので、試験対策をする中で、日ごろから関係図を描いていきましょう」と、関係図を描き慣れておくことの重要性を強調しました。

これを受け、今回の権利関係の解説では、「二重売買」「詐欺による取消後の第三者」を出題。関係図なしでは解くことが難しい過去問を扱うことで、図の重要性を再確認しました。

また、講座では過去問だけでなく、基本を下敷きに応用問題についても口頭で解説。全体に〇か×かを問いかけ、リアクションボタンでご回答を求めたところ、多くの受講生からリアル講義さながらの反応をいただきました

その他、【宅建業法】では「宅建業の免許」を、【法令制限・税その他】では「仮換地」を出題。それぞれのポイントや、ひっかかりやすい問われ方についても解説しました。

権利関係:問題(R4年・問1)

所有者AからBが不動産を買い受け、その登記が未了の間に、背信的悪意者ではないCが当該不動産をAから二重に買い受けた場合、先に買い受けたBは登記が未了であっても当該不動産の所有権取得をもってCに対抗することができる。

宅建業法:問題(H30年・問36)

宅地建物取引業者を営もうとする個人Aが、懲役の刑に処せられ、その刑の執行を終えた日から5年を経過しない場合、Aは宅地建物取引業の免許を受けることができない。

(実際に講座で使った過去問の例)

講座の終わりには、講座の進行役を務める合格ナビゲーター・ガースー(2018年度合格)から、「試験まで残り4か月、本当にあっという間ですね」と締め括りの挨拶。「次回も、得点するうえでコストパフォーマンスの高い過去問を解説させていただきます。ぜひご参加ください」と、継続的な参加を促しました。

司会を務めた合格ナビゲーター・ガースー

次回の過去問集中講座は、7/19(金)19:00~20:00の開催を予定しています。試験対策で重要なポイントを総ざらいするいい機会となりますので、ぜひご参加ください。

なお、ご参加できなかった皆さまには後日アーカイブ配信を予定しておりますので、そちらをご視聴いただければと思います。

アンケート(一部紹介)参加者様の感想

  • 講義を聞いて、関係図のパターンが一つではないなど教科書では理解できなかったことがわかりました。ありがとうございます。
  • 一度解いた問題でも、鳥海先生の解説でさらに深く理解できました。理解が深まると知識も一層定着する気がします。次回もよろしくお願いします。
  • 毎回、良問をセレクトして解説していただけるので、とても勉強になります。
  • 今日も押さえるべきポイントがよく分かりました。ありがとうございました。
  • 鳥海先生ならではのひっかけポイントをセレクトして、宅建業法の住所変更の注意や「以上以下」や「超・未満」の注意など、次回もまたどんな解説があるのか楽しみです。
  • あっという間の1時間でした。「曖昧な部分はしっかり覚える」という鳥海先生のお言葉を励みに頑張ります。ありがとうございました。