【第4回】過去問集中講座(ZOOM)を開催しました

スタケン宅建講座では、ご購入者様限定オプション講座(ZOOM)として提供させていただいている、「過去問集中講座」の第4回を7/19(金)19:00~20:00に開催しました。集中講座では、動画講義でもおなじみの宅建講師・鳥海耕二先生が登壇し、試験範囲の各分野から重要な過去問を2問ずつ取り上げ、問題の解き方・考え方についてお伝えしました。

7月も下旬となり、本試験までの日数も100日を切りました。ご参加された受講生の熱気もさらに高まり、試験対策の意欲を強く感じる講座となりました。受講後のアンケートでは、「過去問をさらに解いて理解を深めたいです」「いい問題をセレクトしていただき、とても勉強になりました」など嬉しいお声も。引き続き、皆さまの頑張りに期待しています。

宅建講師・鳥海耕二先生

集中講座の序盤は、いつものように【権利関係】から重要論点からスタート。さっそく「物上代位」に関する過去問を取り上げ、参加者全員にパッと見たうえでの感想と、関係図を描けるかどうかについて質問しました。

問題なく描ける方も、そうでない方も見受けられる中、鳥海先生は、過去問をもとに関係図を描く際のポイントについて解説。「問題に書かれている記述の順番で図を描いていくのではなく、貸主なら左、借主なら右という風に、テキストに載っている関係図の型にはめて描く癖をつければ、本番でも関係図を描きやすくなります」とアドバイスしました。

さらに講座の時間を使って、実際に関係図を描く練習も実施。オンラインながら対面授業のように、参加者全員に筆記用具を持ってもらうと、過去問の関係図に挑戦してもらいました。

また、【宅建業法】の問題では、出題頻度の非常に高い「保証協会」に関する過去問をピックアップ。宅建業者が保証協会に加入する際、本店・支店で必要になる分担金の額を確認しました。さらに、応用問題として、《150万円の弁済業務保証金分担金を納めている宅建業者と取引をした者が受けられる還付額の上限はいくらか?》についても質問。本試験で問われそうな細かな部分も合わせて解説しました。

その他、【法令制限・税その他】では、ひっかけ問題の多い「農地法」の過去問を解説。3条・4条・5条について、表にまとめて整理し、問題を解く際のポイントをお伝えしました。

権利関係:問題(H28 年・問4)

Aは、A所有の甲土地にBから借り入れた3,000万円の担保として抵当権を設定した。甲土地上の建物が火災によって焼失してしまったが、当該建物に火災保険が付されていた場合、Bは甲土地の抵当権に基づき、この火災保険契約に基づく損害保険金を請求することができる。

宅建業法:問題(R2年12月・問30)

宅地建物取引業法の規定によれば、本店と3つの支店を有する宅地建物取引業者が保証協会に加入しようとする場合、当該保証協会に、110万円の弁済業務保証金分担金を納付しなければならない。

(実際に講座で使った過去問の例)

講座の終わりには、講座の進行役を務める合格ナビゲーター・ガースー(2018年度合格)から、「本試験まで残り3か月。これからの期間が本当の勝負だと思います」とあいさつ。「8月はお盆休みなどイベントも多く、時間の使い方が問われてきます。ぜひ学習計画を練って学習時間を確保してください」とエールを送りました。

司会を務めた合格ナビゲーター・ガースー

次回の過去問集中講座は、8/23(金)19:00~20:00の開催を予定しています。試験対策で重要なポイントを総ざらいするいい機会となりますので、ぜひご参加ください。

なお、ご参加できなかった皆さまには後日アーカイブ配信を予定しておりますので、そちらをご視聴いただければと思います。

アンケート(一部紹介)参加者様の感想

  • とてもわかりやすい解説でした。ありがとうございます。
  • おさらいを兼ねて参加しましたが、いろいろと勉強になりました。
  • 今日取り上げていただいた問題を中心に、過去問をさらに解いて理解を深めたいと思います。ありがとうございました。
  • 農地法の攻略法がしっかりとわかり、権利関係の図示の需要性も理解できました。これからの実践に応用します。ありがとうございました。
  • 今回もいい問題をセレクトしていただき、とても勉強になりました。特に農地法は、改めて論点の確認ができました。