お役立ち

宅建試験に電卓を持ち込めないって本当?計算問題を解くコツを紹介

投稿日:2023年7月18日 更新日:

「宅建試験は電卓の持ち込みが禁止って本当?」
「宅建試験で電卓を使わずに計算問題を解くコツは?」

上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

宅建試験では、毎年計算問題が出題されますが、電卓の持ち込みは禁止となっています。

電卓を使わずに計算問題を解くコツを知らなければ、試験時間内に全ての問題を解くことは難しいでしょう。

そこで、今回は宅建試験で電卓を使わずに問題を解くコツについて解説します。

記事後半では、宅建試験に関するよくある質問についても解答しているので、ぜひ参考にしてください。

ガースー
ガースー
宅建試験の計算問題は速算表を用いると効率良く解けるようになります。また、パターンごとの計算方法を頭に叩き込むのもおすすめです。
本記事のまとめ
  • 宅建試験は電卓の持ち込みが禁止!
  • 速算表を用いたり、対人関係をまとめたりすると難しい計算問題にも対応できるようになる
  • 売買・仲介などのパターンごとの計算問題を覚えておくのもおすすめ
  • 宅建の計算問題は年に1~2問出題される傾向にある
  • 計算問題に苦手意識があり、自力で正解できない場合はスタケンを活用しよう!
[stken1]

宅建試験は電卓の持ち込みが禁止

宅建試験は電卓の持ち込みが禁止

宅建試験は、電卓の持ち込みが禁止です。

本試験を実施している「不動産適正取引推進機構の公式ホームページ」のFAQコーナーにて、以下のように記載されています。

Q4-1試験当日の注意事項は?

(5)書籍・電卓等の計算機類について、試験時間中は机上に置くこと及びその使用を禁止します。

引用元:不動産適正取引推進機構の公式ホームページ「宅建試験のFAQ」

また、スマートフォンやスマートウォッチの持ち込みも禁止されています。

電子機器類は完全に使用できないので、計算問題は電卓を使用せず解く必要があります。

次の項目では、宅建試験で電卓を使わずに計算問題を解くコツについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

宅建試験で電卓を使わずに計算問題を解くコツ

宅建試験で電卓を使わずに計算問題を解くコツ

宅建試験で電卓を使わずに計算問題を解くコツは、以下3つです。

  • 速算表を利用して効率良く解く
  • 対人関係を整理して表にまとめる
  • パターンごとの計算方法を頭に叩き込む

それぞれ詳しく解説します。

速算表を利用して効率良く解く

宅建試験で電卓を使わずに計算問題を解くコツとして、速算表を利用して効率良く解くことが挙げられます。

速算表を利用すると、宅建業者が受領できる報酬を以下の表に当てはめるだけで簡単に解くことができます。

取引額 報酬額(税抜)
200万円以下 取引額の5%
201万円以上400万円以下 取引額の4%+2万円
401万円以上 取引額の3%+6万円

不動産の売買・交換を媒介した業者は、速算表で計算した金額を上限額として「依頼者の一方」から報酬を受け取れます。

2023年7月現在は、消費税が10%と定められているため、税込価格を求める場合でも×1.1するだけで求めることが可能です。

速算表を利用すれば複雑な計算を簡略化し、ほかの問題に割く時間を増やせるでしょう。

対人関係を整理して表にまとめる

宅建業法の計算問題は、登場人物が多く複雑です。

電卓を使わずスムーズに問題を解くには、対人関係を矢印で繋ぐと、整理しやすくなります。

また、媒介・代理によって色ペンを分けて矢印を繋ぐ方法も効果的です。

対人関係を表やペンで整理する方法は、民法の問題を解く際にも利用できるので、過去問で練習しましょう。

パターンごとの計算方法を頭に叩き込む

速算表の利用方法がわかり、対人関係を表でまとめることにも慣れた方は、問題のパターンごとの計算方法を頭に叩き込みましょう。

本試験で出題される計算問題は、報酬の規定や内容・売買・交換・賃借によって計算方法が異なります。

以下の記事では、本試験で出題されるパターンごとの計算方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

宅建の頻出問題「報酬額の制限」について

表を交えて具体例を解説しているので、イメージが湧かない方でも視覚的に理解しやすいはずです。

宅建試験の電卓に関するよくある質問

宅建試験の電卓に関するよくある質問

この項目では、宅建試験の電卓に関するよくある質問に回答します。

  • 問題を早く解くコツはなんですか?
  • 計算問題は毎年どれくらい出題されますか?
  • 宅建試験の合格率を高めるにはどうすればいいですか?

問題を早く解くコツはなんですか?

問題を早く読み込むことが重要です。

宅建試験は、120分の中で50問解く必要があるため、見直しの時間20分を考慮すると1問あたり2分以内で解くことが理想です。

計算問題を2分以内に解くには、問題を早く読み込み、上記でご紹介した計算問題を解くコツをマスターする必要があります。

ご自身の苦手分野がわかっている方は、先に早く解ける問題から解答していき、苦手な問題を考える時間を作りましょう。

計算問題は毎年どれくらい出題されますか?

計算問題が出題される分野である報酬額の制限は、毎年1〜2問ほど出題されています。

上記でご紹介した計算問題を解くコツをマスターすれば、解答しやすい問題です。

過去問で繰り返し実践し、必ず解答できるように対策しておきましょう。

宅建試験の合格率を高めるにはどうすればいいですか?

宅建試験の合格率を高めたい方は、プロ講師から宅建試験攻略のノウハウを学べるスクールに通うことをおすすめします。

独学で合格を目指す場合、本番試験までに押さえるべき要点がわからないため、過去問を繰り返し解いて傾向を掴む必要があります。

一方、スクールに通うとプロ講師から合格に必要な要点を学べるため、無駄な勉強をせず効率良く合格を目指すことが可能です。

スクールの中でも、通信講座はスキマ時間に要点学習を進められるため、インプットを効率良く行えます。

時間のない方でも最大効率でインプットを行えるため、過去問演習までスムーズに進めるでしょう。

宅建試験は電卓を使わずに乗り切れる

宅建試験は電卓を使わずに乗り切れる

今回は、宅建試験で電卓を使わずに問題を解く方法について詳しく解説しました。

上記でご紹介した電卓を使わずに問題を解く方法をマスターすれば、本試験でも電卓を使わずに正解を導き出せます。

計算問題は、毎年1〜2問出題されているので、必ず解答できるように対策しましょう。

また、宅建取得を目指している方は、「通信講座」の利用をおすすめします。

通信講座の中でも、スタケンは本試験に出題される分野の要点をプロ講師が解説しています。

忙しい方でもスキマ時間で試験攻略に特化したノウハウやテクニックを学べるため、最短ルートで宅建合格を目指すことが可能です。

本番試験まで残り少ない時間でも合格を目指したい方は、スタケンを受講してみてはいかがでしょうか。

気になるスタケンのサービス内容や料金については、「スタケンのサービス内容・口コミ|スタケンを活用して合格圏内を突破する勉強法も徹底解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

[stken2]

-お役立ち

執筆者: