【第6回】学習指導会(ZOOM)を開催しました

スタケン宅建講座は911日(水)、宅建講師の鳥海耕二先生がオンラインで学習指導を行う「スタケン学習指導会」の第6回を開催しました。昨年より始まった指導会も、今回でついに最終回。この日も大勢の受講生にご参加いただき、試験対策に関するご質問・ご相談をお寄せいただきました。

宅建試験本番まで残すところ1か月ほどとなり、受講生の多くが仕上げの段階に入っていることと思います。指導会でも、話題の中心となったのは910月の学習方法や、模試の受験について。直前期とあって、画面越しからも皆さまの緊張感を伝わってくるようでした。指導会でのお話が皆さまの不安を少しでも和らげ、宅建合格の糧となりましたら幸いです。

指導会の様子。試験対策について解説をする鳥海耕二先生

この日、序盤は「模試の向き合い方」について鳥海先生からお話がありました。過去問では手応えを感じられても、模試となると大きく点数を落としてしまい、落ち込んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。

鳥海先生は、「模試で一喜一憂することもあると思いますが、全体の点数だけで実力を判断しないでください」と注意喚起。「点数の内訳を見ると、権利関係で点数を稼いでいる一方、宅建業法で多数失点していては、合格点を超えていても心配になる結果です。模試では、分野ごとの得点を見ていただき、弱点強化につなげていただければ」と話しました。

また、模試の分野別の点数について、合格ナビゲーターのガースー(2018年度合格)が、過去に受けたときの実際の結果について紹介。「模試は全部で11回受験して、権利関係10点、宅建業法17点、法令制限・税その他8点、という結果でした(5問免除はなし)。宅建業法は1回目受験が14点で、その後、受験回数を重ねるごとに点数を伸ばすことができました」と報告。

これに対して鳥海先生は、「課題意識を持って、その後、克服された方の点数の伸び方だと思います。模試を受けられるときは、ぜひ分野ごとに弱点を見つけ、それを潰していく意識で受験されてください」と、模試受験のポイントをお伝えしました。

合格者としてナビゲーターのガースーも参加

受講生のお悩み相談では、計2名の方にご登壇いただき、お話を伺いました。直前期だけあり多くの心配・悩み事がある様子でしたが、中でも印象的だったのは、《残り1か月、何を重点的に試験対策していけばいいでしょうか?》というもの。

これについて鳥海先生は、「できている問題はもう解かない、という方もいますが、それは危険かもしれません。というのも、1か月も経てば知識は抜けてしまうものだからです。弱点補強はもちろん大事なんですが、本試験当日に記憶のピークを持ってこれるような姿勢で問題を繰り返し解きこなしていきましょう」と、満遍なく学習することの重要性をお伝えしました。

この日の学習ポイント

  • 模試では総合得点ではなく各分野の点数に着目。弱点分析をし、課題意識を持って模試を受験するようにしてください。
  • 人間は忘れる生き物です。できると思っていた問題でも、1か月も経てば知識は抜けるもの。各分野を満遍なく学習するようにしましょう。
指導会の様子。今回もたくさんのご質問をありがとうございました!

次回は、6お悩み相談会を10/9(水)19:0020:003回・直前対策会を10/11(金)19:0020:00に開催する予定です。直前期対策に必要な情報をご提供しておりますので、この機会にぜひご検討ください。

なお、ご参加できなかった皆さまには後日アーカイブ配信を予定しておりますので、そちらをご視聴いただければと思います。

アンケート(一部紹介)参加者様の感想

  • いろいろと質問を聞くことできてよかったです。直前対策会もよろしくお願いいたします。
  • 試験の時間配分についてとても参考になりました。子育て奮闘中ですが。ラストスパート頑張ります!
  • もう一度、初心に帰って頑張ります。質問させていただきありがとうございました。がんばります!
  • 今回も時間配分や解き方など、皆さんの具体的なお話、質問者さまのお悩みも自身にも当てはまり参考になりました。鳥海先生のお話を聞けるのも毎回貴重で元気もいただけています!