【第2回】直前対策会(ZOOM)を開催しました

スタケン宅建講座では、試験直前期の学習をサポートする直前対策会(ZOOMの第2回を9/13(金)19:0020:00に開催しました。動画講義でもおなじみの宅建講師・鳥海耕二先生と、合格ナビゲーターのガースーが登壇し、夏の時期の学習方法についてノウハウや注意点をお伝えしました。

前回の学習指導会(9/11)から間もない開催でしたが、大勢の受講生にご参加いただき、充実した会になりました。本試験まで残りわすかですが、皆さまには諦めることなく、最後まで試験対策をがんばっていただければと思います。

宅建講師・鳥海耕二先生

2回の直前対策会では、序盤に直前期の模試受験について解説。各分野で《必ず得点したい科目》をご紹介しました。

まず権利関係では、過去問を理解していれば得点しやすいとされる借地借家法2区分所有法1(問1113)。「権利関係14問中、合格ラインは7点。うち3点をここで手堅く得点できれば、あとは残り11問から4点を取ればいいだけです。合格ラインがぐっと近づくので、この3問が弱点の方は早急に補強していただきたいです」とお伝えしました。

次に宅建業法では、3大書面と言われる34条書面(媒介契約)35条書面(重要事項説明)37条書面(契約)を紹介。例年5問が出題されており、20問中17問の合格ラインを超えるにあたって非常に重要な科目となります。

そして最後に、法令上の制限・税その他では、国土利用計画法(年によっては難化する場合も)、農地法が重要ポイントに。過去問をしっかりと対策していれば得点しやすい科目で、逆に言えば、ここで失点してしまうと他の受験生に差をつけられてしまう恐れもあります。これらを踏まえて鳥海先生は、「模試を受けた際は、こうした得点源になり得る科目をしっかりと取れているかを、まずは重点的にチェックしてください」と話しました。

《必ず得点したい科目》

・権利関係:借地借家法、区分所有法

・宅建業法:34条書面、35条書面、37条書面

・法令制限・税その他:国土利用計画法、農地法

また、対策会では、直前期の学習方法について受講生のお悩み相談も実施。お悩みの中には、宅建業法に出てくる個数問題(選択肢の中から複数の正答を選ぶ問題)を苦手とする声も上がり、試験を突破するうえでハードルの高さを感じているとのことでした。

これについて鳥海先生は、「個数問題は、すべての選択肢を完璧に答えられないと正解できないため、宅建業法で17点以上の合格点を取りづらくしている原因の一つになっています」としたうえで、「対策としては、宅建業法の過去問を繰り返し解き、論点を理解して完璧に仕上げるしかないと思います。難しい作業ですが、がんばってください」とエールを送りました。

対策会では、鳥海先生(左上)・進行役のガースー(右上)による試験対策のお悩み相談も実施

次回の直前対策会は、10/11(金)19:0020:00の開催を予定しています。直前期の試験対策を見直すいい機会となりますので、ぜひご参加ください。

なお、ご参加できなかった皆さまには後日アーカイブ配信を予定しておりますので、そちらをご視聴いただければと思います。

アンケート(一部紹介)参加者様の感想

  • みんな頑張っているのが分かって、やる気が増しました。合格に向けてやり切ろうと思います。
  • 他の方の準備が進んでいるので、正直焦ってます。でも、あと残り37日、後悔はしないようにします!
  • まだ模試を行えていない状況ですが、皆さんの進み具合にも感化され、残りがんばろうと思いました。鳥海先生やガースーさんのコツやアドバイスは本当に参考になります。ありがとうございました!
  • この1か月余りですが、試験対策をやり抜いて一発で合格したいと思います。本日もありがとうございました!