【第6回】過去問集中講座(ZOOM)を開催しました

スタケン宅建講座では、ご購入者様限定オプション講座(ZOOMとして提供させていただいている、「過去問集中講座」の第6回を9/20(金)19:0020:00に開催しました。宅建講師・鳥海耕二先生と、進行役の合格ナビゲーター・ガースーが登壇し、試験範囲の各分野から重要な過去問を2問ずつ取り上げ、問題の解き方・考え方についてお伝えしました。

試験まで残りちょうど1か月ということもあり、まさにこれからの学習量で合否の明暗が分かれてきます。引き続き皆さまの頑張りに期待しています。

宅建講師・鳥海耕二先生

講座の序盤は、【権利関係】から「相続」「借地借家法」の問題をピックアップ。相続の問題について鳥海先生は、「こうしたややこしい問題を解くにあたり、『関係図を描く』というのは非常に大切です。一方、試験全体で見たとき、そもそも問題を解かずに飛ばすことも重要なポイントになります」と解説。「相続以外にも、判決文や報酬額の計算の問題など、他にも問題が控えている状況で時間のかかる問題を解こうとすると、その後に焦りを生んでしまいます。全体の得点を考えるなら、後回しにして最後に解く、という方法もありだと思います」と受験のテクニックをお伝えしました。

続いで【宅建業法】では、「住宅瑕疵担保履行法」の問題を2問。【法令制限・税その他】では、「不動産取得税」「固定資産税」の問題を取り上げました。いずれも数字や期間の絡んだ引っかけポイントのある問題で、中途半端な覚え方をしている受験生の失点を誘うような問題です。

これらについて鳥海先生は、「暗記系の問題は、大雑把に数字だけを覚えておけば解ける問題ばかりではなく、きちんと記憶していないと引っかかってしまう場合もあることに注意してください」と注意喚起。「一歩突っ込まれたときでも惑わされないように、過去問を通じて引っかけポイントを押さえてください」と試験合格のポイントをお伝えしました。

権利関係:問題(R3年10月・問9)

Aには死亡した夫Bとの間に子Cがおり、Dには離婚した前妻Eとの間に子F及び子Gがいる。Fの親権はEが有し、Gの親権はDが有している。ADが婚姻した後にDが令和371日に死亡した場合における法定相続分は、民法の規定によれば、A2分の1F4分の1G4分の1である。

宅建業法:問題(R2年10月・問45)

宅地建物取引業者A(甲県知事免許)が、自ら売主として宅地建物取引業者ではない買主Bに新築住宅を販売する場合、新築住宅をBに引き渡したAは、基準日ごとに基準日から50日以内に、当該基準日に係る住宅販売瑕疵担保保証金の供託及び住宅販売瑕疵担保責任保険契約の締結の状況について、甲県知事に届け出なければならない。

(実際に講座で使った過去問の例)

講座の終わりには、講座の進行役を務める合格ナビゲーター・ガースー(2018年度合格)から、「暗記系の問題は、ポイントを押さえた記憶が重要です。しっかりと得点につなげられるように、残り1か月がんばっていただければと思います」とエールを送りました。

司会を務めた合格ナビゲーター・ガースー

次回は、超直前1日総仕上げ講座10/5(土)10:0017:00に開催予定です。試験前に基本論点を総ざらいするいい機会となりますので、ぜひご参加ください。

なお、ご参加できなかった皆さまには後日アーカイブ配信を予定しておりますので、そちらをご視聴いただければと思います。

アンケート(一部紹介)参加者様の感想

  • 鳥海先生、ガースーさんのお陰でここまで頑張ってこられました。合格まであと一歩のところまで来てると思うので残り1か月頑張ります。
  • あと1か月、何をどうするかをアドバイスいただきました。あとは、やるだけです。有難うございました。合格を信じて、頑張ります。
  • いつもありがとうございます。あまり勉強していなかった科目を選んでいただけたので勉強になりました。手を抜かずにしっかり押さえたいと思います。
  • 鳥海先生から気をつけたいポイントを教えていただきましたが、覚えたつもりになっていたことに気づき、大変勉強になりました。先生が最後に太鼓をたたくジェスチャーで応援してくれたので、思わず笑顔になり、がんばろう~と元気が出ました!
  • 直前対策会など残りのイベントにも参加して、少しでも試験対策を万全にしたいと思います。よろしくお願いいたします。