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宅建は不動産業以外でも活かせる?宅建の強みや活かせる業界を紹介

投稿日:2023年7月28日 更新日:

「宅建は不動産業以外でも活かせる?」
「宅建を活かして自分のキャリア・収入アップに繋げたい!」

上記のように考えている方向けに、本記事を作成しました。

宅建資格の人気は年々上昇しており、令和に入ってからの受験者数は20万人を超えています。

しかし、宅建取得を視野に入れている方の中でも、「不動産業界は厳しそうだし、就職は難しそう…」と考えている方も多いでしょう。

そこで本記事では、宅建を活かせる業界を3つ紹介していきます。

あわせて、宅建資格を保有する強みや宅建の価値を最大限生かす方法なども解説しているので、宅建を活用してキャリアアップしたい方は参考にしてください。

ガースー
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宅建は不動産業以外でも活かせますが、実際にどのような業界で活かせるのか解説したいと思います。
本記事のまとめ
 
  • 不動産業の資格として専門性の高い宅建は不動産業以外でも活かせる!
  • 宅建は中途採用に強く資格手当が出る場合もある
  • 宅建は金融業や建設業、その他サービス業でも生きるケースがある
  • FPや簿記、不動産鑑定士などの資格とダブルライセンスを取得すると宅建の価値が上がる!
  • 宅建合格をモノにして、キャリアを拡大したい方はスタケンを活用しよう!
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宅建は不動産業以外でも活かせる!

宅建士と相性が良い資格

結論から言うと、宅建は不動産業以外でも活かせます。

宅建は毎年20万人以上が受験する人気資格であるだけでなく、合格率は15%前後と難易度は高めです。

そのため、宅建士を保有しているだけで、勉強ができる忍耐力の証明になるので、一般企業から評価されます。

また宅建は、行政書士や弁護士などの「士業」に分類される国家資格のため、希少性が高いです。

宅建の資格を活用しない一般企業でも、不動産業と関連のある企業であれば宅建が役に立つケースもあります。

次の見出しで、宅建資格を保有する強みについて徹底解説していきます。

宅建資格を保有する強み

宅建資格を保有する強みは、以下3つです。

  • 新措置・中途採用に強い
  • 宅建士の独占業務を担当できる
  • 資格手当が出る場合もある

それぞれ解説していきます。

新卒・中途採用に強い

宅建は、新卒や中途採用に強いです。

不動産業であれば、5人1人の宅建士の必置義務があるので、常に宅建保有者を募集しています。

以下のように、宅建の資格を活かして一般企業にいらっしゃいます。

普段は使わないと思っていた資格でも、保有していると思いがけないチャンスに恵まれることもあります。

特に人気が高く、需要の高い宅建を取得するメリットは大きいでしょう。

宅建士の独占業務を担当できる

宅建を取得すると、3つの宅建士の独占業務を担当できるようになります。

  • 重要事項説明書(35条書面)の説明
  • 重要事項説明書(35条書面)への記名・押印
  • 契約書(37条書面)への記名・押印

宅建を保有していない不動産業者であれば、重要事項の説明を行えないだけでなく、契約書への記名・押印といった重要な業務を担当できません。

一方、宅建を保有していると、重要業務を担当できるので、不動産業者としての価値が高まります。

また、お客様に向けて不動産の説明をする際に、宅建を保有していると信頼獲得に繋がるというメリットもあります。

宅建を保有しておくと、不動産業者としての価値が高まることは間違いないでしょう。

資格手当が出る場合もある

宅建を保有している人向けに、資格手当を出している企業もあります。

Indeedで調べてみたところ、月に5,000円~20,000円前後の資格手当を出している企業が多いです。

宅建を取得すると、資格手当を受け取れるのも大きなメリットでしょう。

不動産業以外で宅建を活かせる業界3選

不動産業以外で宅建を活かせる業界3選

「宅建を取得しても、不動産業に就くことは考えていない」と考えている方は少なくありません。

そこで、不動産業界以外で宅建を活かせる業界を3つ紹介します。

  • 金融業界
  • 建設業界
  • その他の業界

金融業界

金融業界は、宅建士の需要が高い業界です。

銀行、保険会社、証券会社など、金融業界にもさまざまな業種があります。銀行や信用金庫などは不動産業との結びつきが強く、宅建資格を業務に活かしている人も少なくありません。

住宅を販売したり、事業所を開業したりしたい人に銀行が融資するには、不動産業界に関するスキルが求められるため、一定の知識を得るために宅建が役立つケースもあります。

不動産業でなくても、金融業界といった繋がりの強い業種であれば宅建資格が生きるケースも多いでしょう。

建設業界

建設業界は、不動産業と密接な関係があります。

不動産業界は、主に「ゼネコン」「デベロッパー」「不動産販売・仲介業者」「管理会社」に分けられます。

それぞれの役割は、以下の通りです。

業者名 役割
ゼネコン 土木・建築業務を発注者から請け負い、建設・施工を行う
デベロッパー 土地や町の企画・開発する
不動産販売・仲介業者 完成した宅地建物を消費者に向けて仲介・販売する
管理会社 消費者の不動産を管理する

上記のほかに、住宅の建設・施工・販売を一括して行う「ハウスメーカー」もあります。

大手ハウスメーカーであれば、不動産取引の際に宅建士が必要なので、独占業務を行う機会があります。

また、独占業務を行わないゼネコンやデベロッパーの業種であっても、宅建資格の取得によって知識を深めておくことも重要です。

このように、建設業界も宅建を活かせる業種です。

その他の業界

一般企業でも、会社が不動産を運営・管理している場合があります。

不動産は会社の資産なので、不動産の保有者である経営者は最大限のパフォーマンスを発揮したいと考えている可能性が高いです。

そこで、宅建の知識を生かすことができれば、会社内で昇進やボーナスを獲得できるチャンスもあるでしょう。

宅建の価値を最大限活かす方法

宅建の価値を最大限活かす方法

宅建の価値を最大限活かす方法は、不動産業界と関連性の高い資格を取得することです。

例えば、宅建のほかにファイナンシャルプランナーを取得すると、税金や資産運用といった金融知識の高い不動産取引のプロとして活躍できるので、キャリアが大きく広がります。

以下は、宅建と相性が良い資格です。

上記の資格を取得すると、宅建を最大限生かすことができるので、宅建を取得している人はダブルライセンスも視野に入れましょう。

宅建を活かしてキャリアアップに繋げよう!

宅建を活かしてキャリアアップに繋げよう!

今回は、宅建資格を保有する強みや不動産業界以外で宅建を活かせる業種、宅建の価値を最大限生かす方法を解説しました。

宅建は人気が高く需要が高い資格なので、不動産業界以外でも一定の需要はあります。しかし、不動産業界と全く関連性のない一般企業へ就職した場合には、宅建を活かしづらいのは事実です。

そのため、宅建取得を視野に入れている方は、不動産業界と関連性のある企業に携わることを視野に入れましょう。

また、宅建以外の不動産業界との関連性が高い資格を取得すると、自身の希少価値が高まります。

現時点で、宅建を取得していないという方は、プロ講師から本試験攻略のノウハウを学べるスタケンで学習することをおすすめします。

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