【第3回】学習指導会(ZOOM)を開催しました

スタケン宅建講座では、講師の鳥海耕二先生が具体的な学習指導を行う「スタケン学習指導会」の第3回を3月13日(水)に開催しました。春になり受講者数も増えたことで、指導会も前回を超える多数のご参加をいただきました。おかげさまで時間いっぱいになるまで学習に関する疑問やお悩みをお寄せいただき、大変充実した会となりました。

どの試験にも言えることですが、学習のスタートダッシュは早ければ早いほど有利です。この指導会の雰囲気が、ご受講される皆さまのモチベーションアップにつながっていれば幸いです。

指導会の様子。「借地借家法」について解説をする鳥海耕二先生

この日の前半は、カリキュラムの最初に当たる権利関係に焦点を当て、中でも得点源となる「借地借家法」「区分所有法」について鳥海先生から説明がありました。権利関係は全14問ですが、そのうち3問を占めるのが借地借家法(問11~12)と区分所有法(問13)になります。いずれも得点しやすい問題が多く、この3問を取れるかどうかが試験の合否にも大きく影響してきます。

この2つの分野について鳥海先生は、「権利関係というと民法にばかり目が行きがちで、借地借家法などを軽視してしまう場合があります」と改めて注意喚起を実施。そのうえで、「こうした特別法は、難しい権利関係にあって十分に得点源となり得る問題ですので、手厚く学習しておくことが重要です」と、試験対策のポイントであることを強調しました。

指導会後半には受講生のお悩みにお答えしました

また、会の後半には参加者のお悩み相談を行い、複数のご登壇をいただきました。その中で印象的だったのは「過去問の解き方」について。受講生からは、「選択肢が4つもあり、特に宅建業法は覚えることも多いので面倒くささもある」といった正直なお声をいただきました。

これについて鳥海先生は、「4肢のうち正解が①の場合、さらに過去問を研究するとしたら、残りの②③④がどうして誤っているのかを突き詰めるのがポイントです」とアドバイス。「何となく違うで済ませるのではなく、選択肢の文章でどの部分が違うのかを見つけ出し、正しいルールを頭に思い浮かべるところまでやれるとなお良いです」と、過去問演習の効果的な方法について解説しました。

この日の学習ポイント

  • 権利関係の中でも「借地借家法」と「区分所有法」は得点源です。特に力を入れて学習しましょう。
  • 過去問を解く際は、4つある選択肢のうち誤っている選択肢のどの部分が間違いなのか、正しいルールは何なのかを頭に思い浮かべるところまで突き詰めましょう。スピードは遅くなりますが、丁寧に解くことが大切です。

そのほか指導会では、司会進行を務める合格ナビゲーター「ガースー」(2018年度試験合格)や、スタケンzoom講義1期生の「もりもり」(2023年度44点合格)も、合格者の立場からそれぞれの体験談を紹介。受講生のお悩みについても、それぞれが実践した学習方法をお伝えしました。

次回は、学習に関する幅広いお悩みを相談できる進捗相談会を4/10(水)19:0020:00に、第4回目の学習指導会を58日(水)19:0020:00に開催する予定です。学習方法の見直しやモチベーション維持のために早い時期からのご参加をお勧めしています。この機会にぜひご検討ください。

なお、ご参加できなかった皆さまには後日アーカイブ配信を予定しておりますので、そちらをご視聴いただければと思います。

アンケート(一部紹介)参加者様の感想

  • 鳥海先生やガースーさん、モリモリさん、そしてほかの受講生の方のお話を定期的に聞けるので、モチベーションアップにつながっています。今日からまた気持ちを新たに、緊張感を持って勉強できそうです。引き続き宜しくお願い致します。
  • 一人で勉強しているととても不安になります。問題を解いても間違いだらけで…。でも、今日のお話を聞いて、「案外そういうもんなんだ」と思えて、また頑張ろうという気持ちになりました。ありがとうございました。
  • 今回、初めて参加しましたが、皆さんの頑張っている姿を見てやる気が上がりました。鳥海先生とガースーさん、モリモリさん、ありがとうございました!
  • 学習の仕方について大変参考になりました‼ 次回もよろしくお願いします。
  • モチベーションが上がりました! 宅建業法、完璧にしたいと思います。