週刊住宅

公開日:2015年11月2日

第47回 ブレインストーミング

第47回 ブレインストーミング
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自由な発想促し業務改善

ミーティングの面白いところは、皆が話し合っているうちに一人では到底思いつかないような、斬新な良いアイデアがポッと浮かぶことだ。しかし、そうするためには、一定のルール、やり方というものがある。参加者のちょっとした意識の違いで、会議が有益なものにも、無駄なものにも、どちらにもなりうるのだ。(藤澤雅義)

 我々のクライアントである会員企業に対してコンサルをしていく際は、必ずと言っていいほど業務改善の話になる。現状の営業方針のままではなかなか売上に直結しないので、なにか新しい試みを考えてはいるが、実際のところは何を取り組むべきか分からないというのだ。

こういった悩みを抱えている企業は多いのではないだろうか。もし同様の事案でお悩み事があれば、ぜひ一度「ブレインストーミング」(以下、ブレスト)を行うことを推奨したい。

 

 ブレストとは、米国大手広告会社の創立者の1人であるアレックス・F・オズボーン氏が考えだした手法で、グループで意見を出しあう際にその名の通り脳(ブレイン)に嵐(ストーム)を起こすように刺激を与えて、相互交差の連鎖反応や発想の誘発を期待する手法である。

 私が行った会員企業に対する業務改善コンサル案件の中で、幹部クラスの役員を筆頭に部下や若手社員数十名が参加することがあった。その状況下で参加メンバーに対して「売り上げ向上のためのアイデアを出してみよう」と言ったとしても、明確なアイデアが出てこない。

なにせ幹部クラスの役員といった【権威】が集まっているのだ、若手社員たちから自由な発想やアイデア、意見が出にくくなるのは想像に難くない。

 

その理由は【自分で勝手に制約をつくってしまう】【皆と同じであることを重視する】【権威を無批判に受け入れてそれに従う】という傾向があるからだ。そこで、図表の4原則を幹部役員も含めて全員にしっかりと守ってもらう必要がある。

練習として「ミーティング効果が上がるための具体的アイデア」といったテーマでブレストを行ってみると、驚くほど多数の意見が出てくる。練習ではあるものの、部下たちが積極的に意見を出す姿を見て、幹部役員の方々は大変驚いていた。いつもは促してもなにも言わないのにと。

 

こういった練習を行ってから本題のブレストを行うと、「売り上げ向上が図れる管理受託メニュー」や「他社との差別化手法」といったテーマでも多くの意見が出てくるものだ。

業務改善時にはブレインストーミングを、是非一度試してみてはいかがだろうか。
 (筆・原田亮/週刊住宅2015.10.26掲載)


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