「ニュースにヒトコト! 気になるアレに注目!! 」
このコーナーは、賃貸管理に関するニュースの中から気になるものをピックアップし、当社のコンサルタントがヒトコト言わせていただく企画です。
課題の多い不動産業こそ大きな変化に
「働き方の未来2035」時間、空間に制約なく 企業内外の移動、柔軟に
【2035年:69歳、女性】
「50歳過ぎまで近所の会社で経理を担当していました。でも経理業務はどんどんAIに代替されていきました。15年ほど前に転職し、今は地域の病院に勤めながら心理学の勉強もしてカウンセラーの資格も取得しました。私の仕事はAIを使った問診のお手伝いです。患者さんがリラックスできるように話をしながらAIを操作して患者さんを診てもらうことです。病院では患者さんを診断するだけでなく、励ますことはとても大切です。そしてそれは、人間にしかできない仕事です」
【2035年:23歳、男性】
「小さな頃からプログラミングが好きで、高校生の頃には仲間数人でつくったゲームがヒットし、世界中でプレーされました。それを機にいろんな国のプログラマーから声がかかりました。今は5つのプロジェクトを抱えています。小さな海辺の街にいながら世界中とつながって仕事ができます。毎日午前中はサーフィンをして、午後に集中して仕事をしています。仕事のために都会に行き、一日中仕事をし、一人でアパートに帰るという生活は、僕には想像ができないです」
これは、昨年夏に厚生労働省の有識者会議「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」懇談会がまとめた報告書の末尾に記載されている、未来の働き方の例だ。同報告書ではAIを中心とした技術革新が進む中で、約20年後の働き方がどう変わるのか予測し、その際に求められる政策の方向性を提言している。
2035年には技術革新が更に進み、働く上での時間や空間の制約はなくなり、産業構造、就業構造の大転換はもちろんのこと、「個々人の働き方の選択肢はバラエティに富んだ時代になる」と記してある。誰かを働かせる、誰かに働かされるという関係ではなく、共に支え合い、それぞれが自分の得意なことを発揮する働き方になる。
(住宅新報 2017/1/3より抜粋)
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課題の多い不動産業こそ大きな変化に
ここ数年、「働き方」は大きく変わったと、社会人2年目のわたしですら実感します。
大手広告代理店での過労死の事件も記憶に新しく、近年では世の中が今まで以上に働き方に疑問を抱くようになったと思います。
毎朝会社に出社する必要はあるか。必ずしも定時まで働く必要はないのではないか。残業をすることが本当に会社の生産に繋がるのか……。
「新しい働き方」でAI (人工知能)の発達が話題にのぼる際、AI に取って代わられる、消えてしまうであろう職業ばかりがクローズアップされる傾向が強いように感じます。まるで、AI の発達が悪だと言わんばかりに。
決してそんなことはなく、わたしはこれをチャンスだと思います。
今まで人の手でやらなければならなかった雑務をAIが処理してくれるのであれば、それに追われていた時間をもっと生産性の高い仕事にシフトでき、自分の能力を発揮する働き方ができます。
さらに時間の余裕が生まれ、自分や家族のために使えるようになります。個々のスキルを上げるために本を読む、大好きな趣味に没頭する、大切な人と時間を共有し心を癒す……この時間が仕事に対するモチベーションを高め、より高いパフォーマンスを発揮させることになります。
すでに「物件紹介」や「物件価格の査定」などでAIが活躍していますが、不動産業にも「人でなくても出来る仕事」は沢山あります。
こういった仕事が多ければ多いほど、働き方はより柔軟性のあるものへ変化するのではないでしょうか。
ルールに縛られず、自分らしく自由に働けるという時代がもう目の前まで来ています。ワクワクしませんか?
新しい働き方って? 何から始めればいいの?
賃貸フェスepisode.4「働き方革命」
「逃げ切れると思わないでください」
ITとAIの進化によって不動産業界が変わる。あと数年で引退だからその変化に敢えてついていかない、このままの業務形態でいいと考えている会社の社長に向けて、イタンジ株式会社の伊藤社長が放った一言。
「もう背後まできていますから」
前回の賃貸フェスでの一場面です。身の引き締まる思いがします。
それなら一体何から始めたらいいの? 実際、他の会社は何をしているの?
そういった疑問を解決すべく、今回の賃貸フェスでは主催3社がリアルに実践している新しい取り組みをご紹介。
その始め方、運用方法、効果・・・など、余すことなくお伝えします!
下記に興味のある方、ぜひご参加下さい!
お申し込み・イベント詳細は賃貸フェスHPへ
賃貸フェス議題(例)
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- 【サービス】稼働率UP!入居者コミュニティーの作り方
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