宅建とは

宅建合格ってすごいのか?すごくないのか?難易度を徹底解説

投稿日:2022年2月4日 更新日:

宅建は国家資格の中でも、知名度がトップクラスの資格です。

そのため、宅建合格のすごさと知名度にギャップがあるため、合格がすごいのかわかりにくい資格でもあります。

もちろん、宅建に合格した人は少なからず「頭がいい!」「すごい!」と言ってもらうことがあります。宅建合格がすごい理由を実体験から5つの視点から解説します。

本記事のまとめ
  • 宅建合格がすごいと言われる理由は落ちる人が多いから
  • 宅建士にしかできない業務がある点も宅建合格がすごいと言われる理由の1つ
  • 宅建合格を握るのは勉強のモチベーション維持
  • 勉強のモチベーション維持に自信がない方はスタケンの受講がおすすめ
  • スタケンは、勉強のモチベーション維持や本試験に出題される内容を重点的に解説しているため、難しい宅建試験に初学者でも合格できる
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宅建合格がすごいと言われる理由

宅建に合格することってそんなにすごいことなの?宅建に合格することがすごいと言われる理由は主に以下5つです。

  • 宅建試験に落ちる人が多い
  • 宅建試験の内容が簡単ではない
  • 名刺に書ける
  • 宅建士にしかできない業務がある
  • 宅建士になると資格手当がもらえる

それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

【宅建合格がすごい理由①】宅建試験に落ちる人が多い

宅建試験は毎年20万人くらいの人が受験し、合格率は大体15%くらいです。
すると合格者は3万人。落ちた人は17万人です。
倍率にすると約6.7倍。

そう考えると、「合格した!」よりも「落ちてしまった。」という話を聞く確率は増えますよね。落ちた人の話を聞くことが多いと、「受かった人すごい!」となるのは納得です。

合格率に着目してみると、合格率15%というのは学校のクラスが40人だったとすると合格するのは上位6人です。学生だった時代は遥か昔ですが、上位6人というと頭がいい人という感覚は今でもあります。

合格率を他の国家資格と比べてみましょう。

宅建と同じく年間20万人くらい受験者がいる資格は、

  • 国家資格のファイナンシャルプランナー
  • 危険物取扱者

があります。

ファイナンシャルプランナーは1級の合格率は10〜20%ですが、2級は25〜30%、3級は70%と1級は飛び抜けて難しいと言われていますが、それ以外の級と比べると宅建の15%は難しいことがわかります。特にFP2級は宅建と同じく資格手当をもらえる求人をよく見かける資格ですが、合格率は25〜30%と考えると宅建は低いですね。

危険物取扱者も危険物の中でも細かく資格が別れているのですが、一番合格率が低い乙4でも30%後半になっています。宅建以外に国家資格,民間資格をいくつか持っている方に聞くと、どれも3ヶ月くらいの勉強でほぼ満点を取れていました。しかし、宅建は6ヶ月勉強して75%程度での合格だったそうです。

宅建合格がすごいかすごくないかでいえば、難易度という視点では確実にすごいといえるでしょう。

【宅建合格がすごい理由②】宅建試験の内容が簡単ではない

理由はいくつかあると思いますが、勉強範囲が幅広いことが簡単ではないと言われる大きな理由の1つではないでしょうか。

宅建は4科目あり、中でも民法という法律科目が50問中14問もあることが受験者を苦しめていると思います。民法は法律の勉強をしたことがない人には理解するまで時間がかかる科目でここで心が折れてしまう人も多いです。

他に宅建業法、法令上の制限、税その他という科目があります。

宅建業法、法令上の制限は不動産関連の知識を問う問題なので不動産の仕事をしている方は楽勝!と思うかもしれませんが、ひっかけ問題ばかり出してくるのでなんとなくの暗記では通用しない難しい科目です。

不動産業界以外の人は民法もそれ以外の科目も初めて知る知識ばかりなのでとっつきにくい内容です。

【宅建合格がすごい理由③】名刺に書ける

名刺に資格名を書くのはお客様から信用を持ってもらうとともに自分の自信に繋がったり、会話が盛り上がったりいい事尽くめです。

宅建士は役職と並べて名刺に「宅地建物取引士」と記載することができます
役職がない平社員の方や、社会的信用になりうる要素を持ちたい方にとっては、名刺に書ける国家資格である宅建は認知度・難易度ともに十分です。実際に、不動産業以外にも金融や保険業でも名刺に書いている人は多くいます。

他にもコンサルやM&Aを行う職種でも書いている人を多く見かけているため、より説得力を出したい・信用を高めたいという方にはおすすめの資格です。

【宅建合格がすごい理由④】宅建士にしかできない業務がある

皆さんは賃貸の契約をするときに案内をしてくれていた人とは別に裏から違う人が出てきて、契約の説明をしてくれる人が代わった経験はありますか?

私はあります。当時は気づきませんでしたが、部屋を案内してくれた人は宅建士の資格を持っておらず、裏から出てきた人は宅建士の資格を持っていたのでしょう。

  • 重要事項説明
  • 重要事項説明書(35条書面)への記名・押印
  • 契約書(37条書面)への記名・押印

この3点は宅建士にしかできません。

これらを宅建士以外の人が行うと法律違反になり会社は罰則を課せられます。独占業務があるということは社会的・会社的にも信用があるため、宅建合格がすごいと言われる理由の1つです。

【宅建合格がすごい理由⑤】宅建士になると資格手当がもらえる

宅建資格を取得すると資格手当が出る会社も多くあります。会社にもよりますが大体3万円くらいもらえるようです

会社から資格手当が出るということは、会社がお金を払うだけの価値がある資格といっても過言ではないのでしょうか。

すごい資格ですね!中には合格手当が10万円程度出る会社もあるみたいですよ!

このことから収入アップをしたい他業種で働いている方、パートタイムで働いている主婦の方にもおすすめの資格です。特にパートタイムの方には時給にプラスでお金がもらえるのは大きいですよね!

宅建とはどんな資格?資格概要や難易度・取得のメリットを解説

宅建合格は別にすごくない?

宅建に合格した人に対して、「別にすごくない」という人もいるでしょう。
これには理由があります。

まず試験がマークシート式なこと。4択なので運で取ってしまう人もいます。

もう1つは昔は簡単な試験だったこと。過去に宅建士は国家資格になる前は持ち込みOKな簡単な試験でした。国家資格になった後も過去問を解いてみるとわかりますが、単純な解きやすい問題ばかりでした。最近では複雑な問題が増えて簡単とは言えない試験になりましたが、少し前の記憶がある人は宅建合格はすごくないと言うかもしれません。

宅建に合格する人は頭いい?

宅建はすごいと言われると「頭がよくないと合格できない?」決してそうではありません。

宅建試験の受験資格はありません。年齢も学歴も国籍も関係なく誰でも受験することができます。そして勉強すれば誰でも合格できる資格です。

宅建合格の難易度は?必要な勉強時間は?

他の法律系の国家資格と比べると300〜500時間の勉強で合格できる比較的簡単な資格と言われています。
宅建士とダブルライセンスでよく取得される法律系の資格を並べてみました。

資格 目安勉強時間
司法書士 3000時間以上
行政書士 800時間
社労士 900時間
中小企業診断士 1000時間

並べてみると簡単に取れる気がしてきますよね!

宅建は法律系の資格の入門なので、勉強方法も体感して学ぶことができます。身につけた勉強方法は他の難しいと言われている資格勉強にも役立ちます。

宅建合格後はこれまで眼中になかった資格や憧れの資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。

宅建合格ってすごいから全力で取り組むべき資格

  • 宅建に落ちる人が多い
  • 内容が難しい
  • 名刺にかける(信用がつく)
  • 独占業務がある
  • 資格手当がもらえる

以上がすごいと言われる理由です。

宅建は一般的にすごいと言われるのは間違いないでしょう。

最近クイズ番組のテロップでジャニーズJr.の川島如恵留さんが学歴の横に「宅建士所持」と書かれていました。テレビでそのように取り上げられることは一般的にすごいと思われている証拠だと思います。

他に宅建士を持っている芸能人はすごい!という記事をいくつか見かけました!宅建取得に迷っているあなたも、宅建に合格して、合格だけでなく宅建士という資格が与える恩恵がどれくらいすごいのかを感じていただければと思います。

なお、すごいと言われる宅建試験に合格したい方は、スタケンの受講がおすすめです。

スタケンの詳しいサービス内容については「スタケン®のサービス内容|合格圏内を突破する勉強法も徹底解説」の記事を参照してください。

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