投資の効率と安全性を“数値”で把握
演習を通して安全性・効率の分析を体感
このたび、賃貸管理会社向けのスキルアップ研修として「賃貸経営アドバイザー養成研修2025」の第4回をオンライン開催いたしました。
今回の研修では、第3回の基礎的な内容をさらに深堀りした「投資分析(初級)」をテーマに実施。弊社コンサルタントの金井が、単年度キャッシュフロー分析から複数年度分析の考え方、各種投資指標の見方を解説しました。後半では、投資分析シートを用いた演習を行い、投資に伴う収益性・安全性を数値で判断しながら、オーナー様へ最適な提案を行うプロセスを体験しました。
セミナーでは、前回学んだキャッシュフローツリーの数値をもとに、NOI利回りやローン定数、自己資金利回り(CCR)などの投資指標と分析手法を学習。実際の投資用不動産に近い数値を使って、投資の健全性を確認するワークも行いました。
また、レバレッジの効果を検証し、借入条件や金利によって負債比率(LTV)や損益分岐点(BEP)の割合が変化することを学ぶことで、より実践的な提案力の向上を目指しました。
おかげさまで今回も、全国の管理会社から多くの受講をいただきました。リスクを的確に読み取り、オーナー様からの信頼を高める大事な知識となるため、真剣に取り組まれていた様子が印象的でした。研修後は、「計算自体はとても難しく感じましたが、覚えればオーナー様に適切な利回りを基にした提案ができるのだと分かりました」「前回のキャッシュフローの計算から、実際に投資をするにあたり効率や安全性はどうかの出し方が理解できました」など、嬉しいご感想を多くいただくことができました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございます。この研修をきっかけに、今後のオーナー様への提案につなげていただけましたら幸いです。
受講者の感想(一部抜粋)
- 投資家の求めているものや指標となる数字を理解することができたため、今後の活動に活かしたいです。
- オーナー様に対して理論的に投資の良し悪しが判断出来る様になったので大変参考になりました。
- 計算の仕方などについて参考になりましたが、やはりまだ理解が追い付かない部分もあるので、同じような問題を繰り返し解くことで場数を増やすことが必要だと感じました。
- オーナー様の投資計画について、長期的な視点から分析・評価をするにあたり必要な知識なので非常に勉強になりました。
- 昨今の物価上昇に伴う賃料値上げ申し出がくるなかで、物件価値などを割り出せるようになれば、説得力が増すと思いました。
- レバレッジは単語だけ聞いたことがありましたが、内容を理解していなかったため大変参考になりました。
当日の様子





スキルアップ研修「賃貸経営アドバイザー養成研修」とは
おかげさまで、2025年は総受講者数1,000人を突破!
オーナーズエージェントが開催する「賃貸経営アドバイザー養成研修」は、プロパティマネジメントの基本を体系的に学ぶことのできる、不動産会社向けの人気の社員研修です。
全国的に人材確保・採用難の深刻化が進む中、業界内で生き残るためには、多様な知識と賃貸管理スキルを備えた「組織を担う人材」の育成が必要不可欠。
本研修では、「空室対策」「オーナー提案」「建物巡回と管理」「入居者対応」「投資分析」「相続」などにフォーカスしたカリキュラムを構築。明日から使えるノウハウが満載な本研修は、新入社員だけではなく中堅社員のリスキリングにも最適です。
オーナーの期待に応えられる有望なプロパティマネージャーを育て、社内の管理スキル向上と競争力強化を目指す!
多くの企業様にご好評をいただいている本研修、ぜひ受講をご検討ください。









相談してみる