空室対策100選コラム

公開日:2024年6月25日

空室対策「センサーライト」解説。お手軽・低コスト防犯設備で安心感アップ

空室対策「センサーライト」解説。お手軽・低コスト防犯設備で安心感アップ
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安価で扱いやすい「センサーライト」に注目

高まるセキュリティ対策の重要性

オーナー提案のトークに役立つ小ネタ集「空室対策100選コラム」
今回、注目する空室対策は「センサーライト」です。

近年、闇バイトによる強盗や特殊詐欺、外国人犯罪などの報道を受け、人々の防犯意識が高まりを見せています。それに伴い、賃貸住宅においてもセキュリティ対策はますます重要に。オートロックや防犯カメラなどの防犯設備も以前より存在感を増しています。

そんな防犯設備の中でも、今回注目する「センサーライト」は低コストですぐに設置できるお手軽設備のひとつ。高価な防犯設備の代替案やテナントリテンションの一環として、あるいはイタズラ行為・ごみ漁りなどへの防衛策として、オーナーへの提案を検討する価値は十分にあるでしょう。

入居者に身近で頼れる防犯設備

センサーライトの防犯効果はなかなか侮れません。侵入犯罪の統計調査によれば、センサーライトの存在は侵入者が犯行を諦める要素のひとつにも挙げられています。(警察庁:住まいる防犯110番「侵入者プロファイリング~心理と行動③」

また、イタンジ株式会社が実施した「防犯に関する意識調査」では、過去に自分自身や周囲の人が空き巣・強盗を経験した入居者に対して、実際に行なった防犯対策について質問。すると、「鍵を変えた」以外の対策として「人感センサーをつけた」が最多の32.2%に上り、補助錠や防犯カメラを上回る結果となりました。

防犯について関心が高いはずの入居者層が、現実的な防犯設備として人感センサーを選んでいる点は、セキュリティ面での空室対策を検討するうえで無視できない傾向と言えるでしょう。

■過去に自分自身、周りの身内または友人が空き巣・強盗に入られたことがある人に、実際に行った防犯対策を質問
1.「人感センサーをつけた」32.2%
2.「鍵をツーロックに変えた」29.2%
3.「防犯カメラを設置した」20.6%
4.「窓ガラスに防犯フィルムをつけた」13.3%
5.「引っ越した」12%
イタンジ株式会社「防犯に関する意識調査」より)

設置場所を工夫し防犯効果を最大化

そんなセンサーライトですが、安価で数を揃えやすい分、設置場所はしっかりと検討しなければなりません。防犯効果を上げるには、侵入経路となりやすい箇所や、人目につきにくい箇所を押さえる必要がありますし、眩しさで入居者や近隣住民からクレームが入らないよう、設置場所の周囲にも気を遣う必要があるからです。
オーナーに提案する際は、実際に夜間の物件の様子を見て歩いたうえで実施できるといいでしょう。

センサーライトの基本的な設置個所は以下のとおりです。

設置個所設置効果
1階ベランダ側  空き巣などの侵入経路の多くは「窓」となるため、ベランダ近辺は防犯上欠かせないポイント。
外階段近辺階段下・階段周りが暗い場合は、足元を照らす照明を兼ねて設置するのも手。転倒防止にも効果的。
駐車場・駐輪場夜間の転倒事故防止や、バイク・自転車の盗難対策に効果的。
ゴミ置き場不法投棄やごみ漁りの牽制にも。

このほか、門柱やアプローチ部分、非常用出口などで、照明がなく暗くなりやすい場所があれば、防犯対策として効果的な設置ポイントと言えるでしょう。物件やセンサーライトの個数にあわせて、設置場所についてオーナーと相談してみてください。

電源方式・設置方法・設置コスト

センサーライトを取り付ける際には、設置場所だけでなく「電源の確保」も事前に確認しておきたいポイントのひとつです。主な電源方式は、コンセント式ソーラー式乾電池式の3種類ですが、いずれもメリット・デメリットがあるため、設置場所にあわせて使い分けてください。

種類メリットデメリット
コンセント式・安定した電力が供給できるため電池切れの心配がなく明るさを維持しやすい
・電池交換の手間がない
・コンセントが必要なため、設置できない場合がある(別途配線工事が必要になる)
・停電時に使えない
ソーラー式・コンセントがない場所でも設置できる
・停電時にも使用できる
・太陽光発電のため経済的
・商品によっては別途工事が発生する
・日照のない場所では使用できない
・照度が不足する恐れがある
乾電池式・コンセントがない場所や日照のない場所でも設置可能
・停電時にも使用できる
・電池交換が必要

また、センサーライトの設置方法はネジ穴タイプの「壁付き式」が主流ですが、最近は手軽なシールタイプの商品もあり、外壁に穴を開けずに設置することも可能です。その他、柱やパイプに固定する「クランプ式」や、引っかけるだけでいい「フック式」のセンサーライトも登場しています。

設置コストは、工事費あわせて概ね2万円からが相場。商品によっては2,000円前後で取りつけられるものもあり、数を揃えやすい点もメリットです。

プラスαの機能で差別化も手

ひと口にセンサーライトといっても、最近はさまざまな機能を持った商品が登場しています。機能をどこまで追求するかはオーナーの意向次第ですが、コスト面でそれほど差がなければ、セキュリティ面のちょっとした差別化対策としてプラスαの機能を検討してみるのもいいかもしれません。

■威嚇フラッシュ機能

侵入者を検知すると、センサーライトの照明がストロボのように点滅する機能です。高速で点滅するフラッシュの迫力は大きく、人だけでなく、小動物の撃退にも効果的。商品によっては検知時間や点滅時間を調整することも可能です。
ただし、夜間の激しい点滅は非常に目立つため、設置する場合は入居者の日常の通行や前面道路の通行人に反応しない場所、自物件・近隣物件の居室の窓に近すぎない場所を選びましょう。

■録画機能

侵入者を検知して点灯するとともに、内蔵のSDカードなどに自動録画(静止画・動画)を行なう機能です。商品によってはカラーで鮮明に撮影することができ、防犯カメラとしての役割も期待できます。

■自動追尾機能

人を検知して点灯するだけでなく、動きにあわせて照らしながら自動追尾する機能です。広い範囲をカバーできるため、駐車場やアプローチ部分などでの利用に向いているでしょう。ただし、ライトの眩しさでクレームが来ないよう周囲への配慮は必要でしょう。また、コンセント式がほとんどのため、電源がない場合は別途配線工事が必要です。

センサーライトを設置するだけで物件の訴求力アップとはいきませんが、既存入居者の安心感を高めたり、犯罪抑止に役立てたりできれば、結果的には賃貸経営の安定化につながるものです。
是非その他の空室対策と組み合わせ、長期の賃貸経営を見据えた細やかな提案を心がけてみてください。

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●「センサーライト」の掲載ページ(サンプル)


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