学習方法

宅建試験2週間前の超特急学習プランで5点UPする方法

投稿日:2021年9月29日 更新日:

宅建試験2週間前となると、「もはや何をすれば良いのか分からない…」「2週間でなにか変わるの?」と気持ちの変化が大きくなってしまうところですが、今回は宅建試験2週間前にやるべきことをまとめて解説していきます。

今まで通りの勉強に飽きてしまいモチベーションが下がっている方や、ネガティブ思考になってしまっている方などはぜひ参考にしてください!

[stken1]

学習期間たった2週間の合格者の学習法とは?

よくネットで学習法について調べていると、「宅建試験2週間前から勉強を始めて合格した!」とか「2週間の学習期間でも、本気を出せば誰でも合格できる!」と書かれているサイトを目にしますよね。

本当にたったの2週間で0から学習して合格できているのであれば、すごいことですしその学習法を知りたいものです。

では実際に2週間の学習期間で合格した人は、一体どのような学習法で合格を勝ち取ったのか、いくつか例を挙げてご紹介します。

・Aさん

宅建試験2週間前になって慌てて父に勧められた予想問題集を買い、眠らせていた参考書をざっくりとニュアンスだけ理解して読破した。
毎日試験本番と同じように2時間で予想問題を解き、答え合わせや見直し、間違った問題を参考書で復習するのに約3時間程度かけた。
1日合計5時間は勉強に時間を充て、週1日は頭を休めるために勉強はしなかった。

また予想問題だけでなく、ネットで過去問を見つけて解いて苦手分野の正解率を高めていた。

・Bさん

毎日10時間勉強していた。参考書は同じシリーズのものを一式揃え、「とにかく前に進める」ことを考え適当に2回ほど読んだ。
あとは過去問をひたすら繰り返し解き、さらに講義動画を再生し続けた。その際、ノートを取ったりマーカーを引いたり時間の無駄となる作業工程をすべて省いた。

・Cさん

とにかく過去問だけをひたすら解いて復習を繰り返しやっていた。そのときに大事だったのは、「忘れる前に思い出す」作業を何度も行うことで記憶を定着させていた。
試験当日の朝まで繰り返し解いていた過去問は、結局「基礎編」であったことに気づいたが、それだけでもなんとかギリギリ合格できた。

時間がない中、とにかく詰め込んでできるだけ効率よく勉強していたことが伺えます。

ですが誰でもできることではないですし、圧倒的に集中力が必要となり疲労感も半端ではないと思います。

そして上記3人にいずれも共通しているのは、以下のような点です。

◎テキストはほとんど読んでいない
◎過去問学習を集中的に行っている
◎1日の学習における時間が膨大

なんせ時間がないので、この2週間はみっちり勉強漬けになることは間違いないでしょう。

そのため会社勤めをしている方にとってはかなりハードな方法で、仕事や日常生活に支障をきたしてしまうのではないかと思います。

ですがやはり大事なのは、「過去問学習」だということも分かりますね。

マネできる部分があれば、参考にしてみてください。

2週間前の学習プラン

では、通常の学習スケジュールをこなしてきたみなさんにオススメの、2週間前にやるべき学習プランをご紹介します。

1.基本の学習法は継続して行う

すでにこれまで順調に学習を進められているのであれば、毎日の学習法に変化は加えず同じことを行うようにしましょう。

この時点でかなりやばい状況であれば学習法を見直す必要がありますが、ある程度のラインまで到達している状態なのであれば、変にリズムを崩す必要はないでしょう。

そのまま継続して学習を進めていってください。

2.過去問をベースに復習する

2週間で結果を出している人が重要としているだけあり、やはり過去問学習が肝になります。

過去問の重要性は今も昔もそれほど変化はないようです。

今までにも散々問題を解いてきているかと思いますが、ラストスパートで更に力を入れて過去問学習を行いましょう。

過去10年分で解けない問題が1つもないくらいまで理解できていれば、自信をもって試験に臨めます。

あくまで過去問学習をベースとして頂きたいですが、もう過去問には自信があり次の知識を取り入れたい、という方は予想問題学習を強化すると良いでしょう。

今までの学習で少しでも不安が残っている方は、過去問の苦手部分を徹底的に潰していきましょう。

3.新しい知識を得ようとせず、今ある知識の定着を図る

余裕のある方は別として、2週間前になったのでここからは新しい知識を得ようとせず、今ある知識を定着させることを重点的に行いましょう。

宅建では、「確実に取れる点を増やしていく」のが正解の学習法です。

権利関係の問題のように深く追究してもなかなか理解できない問題は、似たような問題が出た場合にも解答に迷いが出てしまいます。

それよりも、正解が明確になる宅建業法や法令上の制限、そして税法の問題をしっかり頭に入れておけば、似たような問題が出た場合に対応ができます。

とにかく合格点に届くよう、「ここでしっかり得点しよう」の“ここ”を深く追究していった方がよほど効果的です。

しっかり記憶に定着させ、より自信を持てるような学習期間にしていってください。

4.詰め込み作業で暗記ものを確実にする

そろそろ暗記ものに本気で力を入れていくようにしましょう。

これは、直前に暗記して試験で一気に内容を放出させることが目的です。

たとえ覚え始めたばかりで記憶に定着していなくても、試験のときだけ(なんなら試験の序盤だけでも)覚えていれば良いのです。

新しい記憶として詰め込んであげると本番で出しやすくなるので、今からその内容を少しずつ頭に入れていきましょう。

気持ちはリラックス!

あと2週間となると、本当にできることが限られてきます。

計画的に学習を進められているのであれば、ここで焦る必要はありません。

多少の緊張感はあるかと思いますが、どうか体調は崩さないように注意してください。

“試験を受けられない”“体調が悪く本領を発揮できない”など、このようなことがあっては今までの努力が台無しになってしまいます。

体調管理に気をつけながら、適度にリラックスできる時間を設けて学習することが2週間前の良い過ごし方かと思います。

最後まで不安は拭いきれないかもしれませんが、少しでも気持ちはリラックスした状態を保つようにしましょう。

まとめ

以上、2週間前にやるべき超特急学習プランをご紹介させて頂きました。

本記事を読んでみて、普通のことが書かれていてこれで5点UPできるのか?と思った方もいらっしゃるかと思います。

ですが内容を深堀りしてみると、2週間の学習期間で合格した人もこれから点数を伸ばそうとする方も、結局やっていることや学習法はそれほど変わらない、ということが分かりました。

勉強をこれから始める方は未知数ですが、ある程度仕上げ段階まで来ているみなさんができる点数UPの方法は、「着実に苦手を無くしていくこと」に尽きるでしょう。

そのための自分に合った学習法は、みなさん自身がそれぞれよく分かっていますよね。

本当にあと残りわずかな時間で、学習期間が終わってしまいます。ここでさらに他と差をつけ、確実に合格ロードをたどれるかどうかは自分次第です。

今回私が紹介させて頂いた内容を参考にして頂き、残り2週間はより良い過ごし方と、安定した学習プランで臨むようにしましょう。

[stken2]

-学習方法

執筆者: