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宅建取得の 難易度 は資格試験の中で何番目ぐらい?【宅建学習ちょっと一 息】

投稿日:2021年3月10日 更新日:




数多くある資格試験の中で、 難易度 が高いとされつつも人気の高い宅建資格。宅建は「宅地建物取引士」という正式名称で、宅地建物取引業法で定められた国家資格です。国家資格というだけあり、毎年の合格率は平均15%前後と、決して高いものではありません。それでも受験者が多いのは、宅建取得後のメリットが多いからでしょうか。資格が役立つ業界に就職する方が多いからでしょうか…?

これから宅建取得にむけて勉強していく方は、実際の難易度が気になりますよね。では、宅建資格がメインに活かせる不動産業界では、その他の不動産資格と比較して宅建取得の難易度はどのくらいなのか?また、業界関係なく全体の資格試験と比較して、宅建取得の難易度はどのくらいなのか?

それぞれ学習時間とあわせて解説していきます。

 

 

不動産資格の中での宅建難易度

「不動産業界」と一括りにしてしまうと狭い業界に感じますが、仕事内容はたくさんあり、その内容ごとに必要な資格も変わってくるため、資格は宅建以外にもたくさんあります。聞いたことがないものもあるかもしれませんが、このような資格が存在します。

・宅地建物取引士
・不動産コンサルティングマスター
・FP(ファイナンシャルプランナー)
・司法書士
・競売物件取扱主任者
・マンション管理士
・建築士
・インテリアコーディネーター
・不動産鑑定士
・土地家屋調査士
・住宅ローンアドバイザー
etc…

国家資格から各種団体の公認資格まで、多種多様な資格があります。最近では、複数の資格を取得している方を多く目にします。不動産業は法律や税金、建築など専門的な知識が必要になることもありますので、このような資格を複数取得しているのは、ご自身の武器になるでしょう。

ただ、資格によってはかなり専門性の高いものもありますので、不動産業の中でもその資格を専門的に使う仕事であれば役立ちますが、業務内容が異なり、ほとんど使うことのない資格もあります。賃貸や売買で最低限必要な資格というのは、正直なところありません。ただ、宅建取得をすることがベースになっているのは事実です。

例えば、不動産屋で働いているのに宅建取得をしていない人に対して、他人はこう思います。

 

・不動産屋で働いています。

…「でも宅建持ってないんだ、なんか怪しそう」

・この物件がおすすめです。

…「宅建持ってない人の意見は信用できないな、他の担当にしてくれないかな」

 

全員がこのように思うわけではありませんが、宅建取得が「信用度」に繋がるのは間違いありません。そのためにも、不動産業界で働く方には宅建取得をすることがおすすめです。また、不動産鑑定士やFP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験は、宅建資格と科目が重なっていることもあるため、1つ取得すると他の資格も勉強がしやすくなります。他の資格と宅建資格の難易度は、比較してみるとどうでしょうか。

宅建士よりも難易度が低く、合格率が高く取得しやすい資格も多く存在します。それでも宅建士が人気なのは、実際に仕事で役立ち、将来的にも使える資格であると判断しているからでしょう。宅建取得は、言うまでもなく不動産屋としてのベースになっているようです。

 

全体資格の中での宅建難易度

不動産業に関わらず、人気のある資格はどのようなものがあるのでしょうか。宅建資格と同様、国家資格などの難易度と比較していきます。
2021年人気資格上位5位にランクインした資格は…

・簿記検定(1位)
・公認会計士(2位)
宅地建物取引士(3位)
・税理士(4位)
・中小企業診断士(5位)




※某資格学校の資料請求数を集計し、ランキングしたものです。(2020年1月1日~2020年10月31日)

他の国家資格・士業と比較すると、宅建は比較的取得しやすい国家資格であると言えます。勉強時間も圧倒的に短く済みます。それが人気の理由なんでしょうね。

 

宅建取得するとこんなメリットが!

他の国家資格と比べて難易度が低いからといって、それだけで人気があるわけではありません。宅建取得をすることで、メリットがあるからみなさんがんばって勉強しているんです。

宅建取得のメリット

◎仕事で役立つ
◎実生活で役立つ
◎宅建士にしかできない仕事がある

 

1. 仕事で役立つ

宅建士は、不動産業界はもちろん、その他金融・建設業界でも役立つ資格です。そのため不動産業から違う業種に転職する際にも、資格保有者は優先的に採用されやすくなります。

また、宅建士の独占業務が存在するため、不動産会社は宅建士がいなければ成り立ちません。そのため、ほとんどの会社が宅建士に「宅建手当」という資格手当を支給しています。宅建取得をしていない社員よりも、収入が多くなるということもメリットの1つですよね。

さらに、宅建業で独立を考えている方は、ご自身が宅建取得をしていれば1人でも起業が可能になります。人件費をかけずにより自由な働き方ができ、うまくいけば収入もアップする可能性があるため、不動産業で働いている方は将来独立を考えて宅建取得している方も多いようです。

2. 実生活で役立つ

みなさんが生涯、不動産の購入や売却の取引を行うことがあった場合に、宅建取得をしているとその知識が役立ちます。物件の相場や不動産の価値、住宅ローンの組み方、また建築の進め方などご自身の判断で、売買が適正であるかどうか見極めることができます。賃貸の場合でも、物件探しの際にうまく交渉ができたり、退去時によくあるトラブルも避けることができたりします。不動産は高額なものなので、その知識を役立てて良い買い物ができるようになるでしょう。

3. 宅建士にしかできない仕事がある

不動産取引の中で、宅建士にしかできない独占業務があります。それは、

・重要事項の説明
・重要事項説明書への記名押印
・契約内容記載書面への記名押印

不動産は高額な物件のやり取りが多いため、宅建士が重要事項説明を行い、取引が適正に行われていることを伝えなければなりません。また、宅建業を行う業者は、その事務所で5人に1人以上の専任の宅建士を置くことが義務付けられています。

たとえば、従業員が7人の場合は2人以上の宅建士、15人の場合は3人以上の宅建士が必要となります。事業者は従業員数を増やすだけでなく、宅建士との割合も考慮しなければならないので、不動産業の募集要件で「宅建士優遇!」など記載されているのは、そういった意味もあるようです。

宅建業を行う者にとって、宅建士は必要不可欠の存在なのです。

 

 

まとめ

「宅建士」という資格は、業界関わらず人気の資格であることが分かりました。そして難易度もそれなりに高いです。ただ難易度が高い分、宅建取得をすることで得られるメリットはたくさんあります。

不動産業界では、持っていて当然の資格のようにされていますが、業界歴は長いのに未だに取得されていない方も多くいらっしゃいます。試験会場に行ってみると分かりますが、かなり高齢の方でも私たちと同じように試験を受けているのです。その年齢になって資格が必要だと感じたのでしょうか、それとも今まで何度も試験を受けてこられたのでしょうか、、

もし前者だとすれば、たとえ「いまは必要ない資格だから」と思っていたとしても、後できつい思いをして取るよりも、いま苦労して資格を取っておいた方がいいです。あとで楽ができるよう、いまのうちに宅建取得を目指して、勉強をがんばっていきましょう!




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Saaya

不動産業界歴7年、2014年宅建士取得。 たまにライターのお仕事をさせて頂いています。 休日は映画鑑賞、犬とドライブすることが趣味です(^^)

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