空室対策100選コラム

公開日:2022年10月25日

空室対策「室内LED照明」解説。備え付けるだけで内見の印象アップ

空室対策「室内LED照明」解説。備え付けるだけで内見の印象アップ
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内見時の印象アップ、備え付け「室内LED照明」

良コスパ、オーナーに提案しやすい空室対策

オーナー提案のトークに役立つ小ネタ集「空室対策100選コラム」
今回、注目する空室対策は「室内LED照明」です。

ご存じのとおり、空室対策として備え付けの室内照明を導入する管理会社が全国的にも増えています。あらかじめ照明設備が付いていれば、内見時にお部屋の印象が明るくなりますし、入居者にとっても入居後すぐに照明が使えて初期費用の節約に。空室対策として派手さこそないものの成約率アップが期待できるでしょう。

また、設備投資としてのコストパフォーマンスも上々です。価格は1台あたり3,000~10,000円ほど。最近のLED照明は長寿命ですので、交換頻度も10年に1度とお手軽です。設置戸数にもよりますが、費用を抑えた長期的な空室対策が可能ですので、あまり設備投資をしたがらないオーナーにも提案しやすいアイデアと言えるでしょう。試しに空室対策をしようとするオーナーの第一歩として、ぜひいちど提案してみてください。

差別化戦略に役立つ「ユニーク照明」5選

多機能&ハイデザインで入居者の目を引くお部屋づくり

照明設備と言ってもさまざまですが、ただ備え付けるだけでなく、ハイデザイン&多機能な「ユニーク照明」で競合物件との差別化を図るのもひとつです。

最近はデザインの多様化が進み、よく見る円盤型や丸形のシーリングライトに加え、天井から吊り下げるペンダントライトや多灯式のスポットライトなど、市場にはさまざまな商品が揃っています。また、機能面を見ても、調光機能やタイマー機能などは今や当たり前の標準設備に。差別化を図るなら、そこからさらに一歩踏み込む必要があるでしょう。

そこで記事では、空室対策としてオーナーの心を捉えるオススメ照明設備を5つご紹介します。

お部屋をカフェ風に変える「ダクトレール照明」

室内をカフェ風に変えられるオシャレな照明設備が「ダクトレール照明」です。

ダクトレールとは、天井や壁などに取り付けるレール上のバーのこと。レールの内側には電気が通っており、レール上ならどこでも複数の照明設備を取り付けることができます。

本来は劇場の舞台や店舗で使われていた照明ですが、徐々に住宅設備としても普及してきました。賃貸住宅での設置数が少ないうえ、インテリアとしても目立ってくれるので訴求力アップが期待。オーナーにとってもお部屋の印象がぐっと高まります。

設置方法はシーリングライトなどと同じで、引っかけシーリングに本体を取り付けるだけ(商品によっては付属のパーツを設置)。レールの長さ・形は基本的に自由自在。部屋の広さに合った長さで、十字型・四角型・L字型・コの字と配置を選べます。

ただし、簡易型のダクトレールは天井とレールの間に隙間ができてしまい、部屋によっては不格好になる恐れも。ベストは埋め込み式ですが、電気工事が必要になるのでコストとの相談となるでしょう。

冷暖房効率を高める「シーリングファンライト」

空気を循環させるファンと照明をひとつにしたのが「シーリングファンライト」です。

照明設備としてはもちろん、空気が循環すれば冷暖房効率もアップしますので入居者へのアピールポイントに。デザインの種類も豊富にありホームステージングに使いやすいのも魅力です。

最近は、天井の角度に合わせて照明を垂直に保つ「ハングボール対応」の商品もありますので、ロフト屋根にありがちな勾配天井でも問題なく設置できます。

ただし、ファンが付いている分、天井高によっては室内に圧迫感を与えてしまう恐れがあります。取り付けるファンの大きさや、照明と床との距離には十分気をつけたいところです。

壁付き照明でオシャレを演出「ブラケットライト」

賃貸住宅で意外と少ないのが、壁に取り付ける「ブラケットタイプ」の照明です。メインの照明ではなく補助的に用いられるもので、照明が壁のアクセントになることで壁や室内をオシャレに演出。部屋に奥行を持たせたり天井を高く見せたりする効果も期待できます。

デザインの種類も豊富ですので、玄関や廊下だけでなく、リビングでもダイニングでも設置可能。物件の見た目も良くなり、反響アップが期待できるでしょう。

ネックとなるのは設置方法で、壁内電源につなげる「直付けタイプ」は配線工事が必要になります。工事不要な「コンセントタイプ」や「バッテリータイプ」もありますが、入居者からの選ばれやすさを考えれば直付けタイプがオススメです。

スマホで遠隔操作「スマートシーリングライト」

近年、インターネットに接続できる家具家電が続々と登場していますが、「スマートシーリングライト」もそのひとつ。内部に赤外線装置(リモコン)が搭載されており、スマートフォンを通して、天井から室内のエアコンやテレビなど一般家電をまとめて操作することができます。デザインを選ばなければ1基当たり1万円未満で設置できますので、オーナーにも提案しやすいでしょう。

デメリットは、室内にWi-Fi環境が必要になることで、本体を設置するだけでは使えません。最近は「インターネット無料」の賃貸住宅も人気ですので、スマートシーリングライトと合わせて物件のインターネット環境の見直しを提案してみるのもいいかもしれません。

大迫力の映像体験を楽しめる「PopIn Aladdin」

備え付け照明設備の中で一番の変わり種が「PopIn Aladdin」。多機能シーリングライトで、内部にプロジェクターとスピーカーが搭載されており、壁に大映像を映写してホームシアターが楽しめます。さらにインターネット接続も可能で、テレビやスマートフォンの画面を投影するといった使い方も可能。内見客に使ってもらえれば入居を強く後押しできるかもしれません。

ただし、価格は1台10万円以上と高めですので使い所は限られそうです。

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●「室内LED照明」の掲載ページ(サンプル)


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