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空室対策「キーレスロック」解説。カードキー・スマートロック・生体認証などオススメ5タイプ解説

2022.12.20
  • 空室対策100選コラム

    防犯&入居者満足度アップに「キーレスロック」

    広がるキーレスの波、スマートロック市場は2030年に約81億ドル予想

    オーナー提案のトークに役立つ小ネタ集「空室対策100選コラム」
    今回、注目する空室対策は「キーレスロック」です。

    近年、玄関ドアの解錠・施錠に物理的な鍵を使わないキーレスな暮らし方が注目を集めています。特にスマートフォンと連動させるスマートロックはさまざまな商品が登場しており、世界の市場規模も拡大。2030年には81億3000万ドルに達する見込みです。日本国内でもさらなる普及が期待される今、管理会社としても、空室対策の一環でオーナーに提案してみるのもいいかもしれません。

    キーレスロックを賃貸住宅に取り入れた場合、主に挙げられるメリットは表のとおりです。普及が始まったとはいえ、キーレス物件はまだまだ少数です。導入するだけで競合物件との差別化となり、空室対策に役立つことが期待できます。また、管理会社にとっては物理鍵を保管する手間も削減できますので、紛失等のリスクヘッジや業務改善にもなるでしょう。

    《キーレスのメリット》

    • ピッキングやサムターン回しが不可となり防犯性が向上。入居者の安心感が高まる
    • ワンタッチ解錠やハンズフリー解錠などが可能となり、入居者満足度が高まる
    • 電子錠なら鍵の紛失・複製のリスクがなくなり、管理の手間も減る
    • ワンタイムキーを発行すればセルフ内見がしやすくなり業務改善が期待できる

    一方、キーレスロックのデメリットと言えるのが設置コストの高さ。1戸当たりの費用は、概ね35,000円~(施工費込み)で、何十戸にも設置するとなると多額の出費となってしまいます。
    加えて、物件にインターネット環境が必要となるケースが多い、オートロック機能やスマートフォンの電池切れで部屋に入れない、といった新たな問題が生まれる恐れもあります。キーレスロックと合わせて無料インターネットの導入を提案したり、あらかじめ入居者が部屋から締め出されたときのサポート体制を構築するなど対策が必要でしょう。

    入居者に人気のキーレスロック5選

    賃料帯や設置コストで使い分ける

    ひと口にキーレスロックといっても、その機能はさまざま。物件の賃料帯や設置コストに合わせて最適な設備を提案したいものです。ここではオーナーにお勧めしたい5種類のキーレスロックをご紹介します。

    ※交換費用はいずれも本体価格と施工費(1万円~)の合計目安となります。

    カードキー型

    最近、新築戸建てで目にする機会が増えてきたカードキー型のキーレスロック。カードを玄関ドアにかざすだけで解錠・施錠が手間なくでき、カード自体も薄くて軽いため持ち運びにも便利です。さらに、ピッキングやサムターン回しの心配もないため防犯性も高まります。

    一方、入居者がカードを紛失しやすい心配もありますが、入居時に複数枚のカードを配っておけば、入居者自身が残りのカードを登録し直すことで鍵交換が実現。入居者にとっても安心ですし、鍵交換の手間が省ける分、管理会社としても運用しやすい設備と言えるでしょう(ただし、入居者が締め出された場合は、現地で解錠作業を行なう必要あり)。カードキーへの交換費用は50,000円以上が相場です。

    リモコンキー型

    キーレスロックで、カードキー型とよく比べられるのがリモコンキー型です。カードキーと異なり玄関ドアのセンサー部分に鍵をかざす必要がなく、リモコンキーを身体に身につけておけばハンズフリーでドアを解錠できます。
    ただし、リモコンに厚みがあるため持ち運びにくく、カードキーに比べて携帯性が低いデメリットがあります。リモコンキーへの交換費用は5万円以上が相場、紛失した場合のリモコン買い替えには10,000円程度かかります。

    暗証番号型

    暗証番号で玄関ドアを解錠・施錠するキーレスロックもオススメの設備です。鍵そのものを持ち歩く必要がなく、暗証番号もすぐに変更できますので、利便性・防犯性ともに優れた玄関錠と言えます。
    ただし、番号位置が定まっているタイプは、いつも使う番号の塗装部分がすり減って他人に開錠されやすくなるデメリットも。番号が液晶モニターにランダム表示されるタイプだとより安心です。

    暗証番号型は大きく分けて、工事不要な電池式、内部の電気配線につなぐ電気式、電池・電気を使用しない機械式の3種類があります。下記表のように、いずれも一長一短がありますので、オーナーと相談のうえ、物件に合うタイプを選んでみてください。暗証番号型への交換費用はタイプによって幅がありますが、概ね5万円以上が相場となります。

     

    電池式

    電気式

    機械式

    長所

    工事がいらず、DIY感覚で設置可能。初期費用を安く抑えられる。

    電気配線から電気が供給されるので電池交換の心配がない。

    電池切れや停電の影響を受けない。故障に強く長く使える。

    短所

    電池交換が必要。電子機器なので風雨にさらされると耐用年数が低下する恐れがある。

    停電時に動かない恐れがある。工事が必要な分、初期費用が電池式より高い傾向にある。

    使い方が分かりにくかったり、番号変更で分解が必要になったりする恐れがある。

    スマートロック

    ご存じのとおり、スマートフォンを身につけていればハンズフリーで玄関ドアの解錠・施錠ができる流行りのキーレスロックがスマートロックです。オートロック機能があるため鍵の閉め忘れが起きず、もちろんピッキングなどの被害も防げます。また、スマートフォンで遠隔管理もできますので、学校帰りの子どもや来訪者のために鍵を開けてあげることも可能。合鍵の管理や、解錠・施錠のログを取ることもできますので、一般的な玄関錠とは比べ物にならない利便性・防犯性を実現できます。

    スマートロックへの交換費用は概ね3万円以上が相場ですが、最近は5,000円未満で簡単に取り付けられるモデルも登場しています。また、月額定額制のサブスク型スマートロックを選べば、少ない戸数からお試し感覚で始められます。

    生体認証型(指紋認証・顔認証)

    賃貸物件への導入事例は少ないものの、オフィスを中心に広がりを見せているのが生体認証型のキーレスロックです。中でも馴染み深いのが、スマートフォン等でも使われる指紋認証型。指紋は人によって大きく異なり、個人をほぼ特定できるため高いセキュリティを確保できます。最近は、玄関ドア用に後付けタイプの商品が10000円程度で登場していますので導入しやすい設備と言えます。

    また、顔の形から個人を判断して認証する顔認証型も今後の普及が期待されています。最近のモデルは、認証方法として顔の輪郭や目・鼻などのパーツの位置を立体的に捉える技術が使われており、不正解錠は非常に困難と言われます。交換費用は10万円以上もするため、導入のハードルは高いですが、競合物件との差別化には大きな武器となるでしょう。

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    ●「キーレスロック」の掲載ページ(サンプル)

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