横浜で繰り広げられた「業務改善チャンピオン」決定戦
LINE連携の入居者対応で効率・満足度ともにUP!
長引くコロナ禍にも負けず、第5回となった「Real Estate Agent Awards(REAA)不動産甲子園」が2021年9月16日に開催されました。
今年、不動産業界で働く一流のビジネスパーソンたちが一体どのような成果を残してきたのか。ここでは不動産業務の日本一を決めるプレゼンバトルのもようをお伝えします。
さて、REAAとは、全国の不動産業界の中で最も優れたプロセス・取組みを共有&表彰することで、「個人の知」を「業界の知」へと広げ、最終的に業界全体をより良くすることを目指す大会です。
おかげさまで第5回を迎えた今回、これまでの単独大会と異なり、全国賃貸住宅新聞社様が主催する「賃貸住宅フェア2021 in東京」内での特別開催となりました。会場にパシフィコ横浜の大型ホールをお借りし、舞台も広く、観客席もずらりと並んでいました。
ただ、前回に続き今回もコロナ禍での開催となり、新型コロナウイルスの感染防止のため、観客人数を大幅に減らすことに。それでも当日は、会場とWEB配信を組み合わせたハイブリッド開催となり、会場の拍手や、WEBから寄せられた数多くのコメントに支えられて大盛況の大会となりました。
大会では、社内予選を勝ち進んできた精鋭7名が白熱のプレゼンバトルを展開。
どのプレゼンターも素晴らしいパフォーマンスを披露する中、見事グランプリに輝いたのは株式会社日本エイジェントの橋本健さんでした!
受賞後、株式会社日本エイジェントの樋口孝幸さんとハイタッチを交わす橋本さん
プレゼンタイトルは、
「顧客満足度を向上させる コミュニケーション戦略のDX化」
自社開発の入居者対応アプリがなかなかダウンロードされず、あまり利用もされていないことに悩んでいた橋本さん。何とかしたいと悩んでいたときに閃いたのがLINEの活用だったと言います。
LINEなら普段使いの中で《友達追加》をするだけでサービスに繋がってもらうことができ、その使いやすさから利用率も上がってくるだろうという橋本さんの見立ては見事に的中。アプリをLINEと連携したことで、登録数や利用数が何倍にもアップしたとのこと。
さらに、利用のしやすさ・レスポンスの早さから入居者満足度も向上し、チャット対応をメインとする非対面対応の専門チームも設立したというから驚きです。その衝撃は会場の皆さまも同じだったようで、最前列の審査員席からも感嘆の声が漏れるほど。内容の素晴らしさはもちろん、最後まで力のこもった堂々のプレゼンでした!
大会ではそのほか、「コロナ禍の社員研修」や「WEBを使った入居者窓口の強化」など、出場者それぞれの試行錯誤が紹介され、業界人たちの不動産業務にかける熱い思いが伝わってくるハイレベルな大会となりました。
《プレゼンタイトル一覧》
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当日の様子
表彰式
精鋭7名のプレゼンバトルが終わり、いよいよ結果発表です!
プレゼンバトル終了後、審査結果を待つ出場者たち
まずは特別賞の発表から!
準グランプリはオーナーズエージェント沖縄!
優勝は2年連続で日本エイジェントでした!
「個人の知」を「業界の知」へ。不動産業界のこれからに期待
前回に続き、コロナ禍での開催となった第5回REAA「不動産甲子園」。
直前に「賃貸住宅フェア2021 in大阪」が中止になるなど、開催自体が危ぶまれましたが、関係各社のご協力のおかげで、こうして無事にやり遂げることができました。
また、コロナ禍での遠征や、慣れない環境の中、熱いプレゼンバトルを繰り広げたプレゼンターの皆さま、本当にお疲れ様でした。先の見えない不動産業界にあって、プレゼンターが語ってくれた各社の挑戦は、これからを戦う大きな励みになったように思います。
優勝された株式会社日本エイジェントの橋本さん、本当におめでとうございます!
そしてご参加の皆さま、素敵な時間をありがとうございました!
回を増すごとに盛り上がりを見せるREAA。来年もぜひご期待ください。
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