コンサルタントコラム

公開日:2023年10月27日

【コラム】賃貸管理の業務改善策。フレームワーク活用で効果的な戦略立案を解説

【コラム】賃貸管理の業務改善策。フレームワーク活用で効果的な戦略立案を解説
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賃貸管理の可能性に、挑む。

当コラムでは、「賃貸管理ビジネスを成功に導くためのポイント」を、オーナーズエージェントのコンサルタントたちが分かりやすく解説します。
今回のテーマは「課題解決と戦略立案」です。

課題解決の道筋をつける「フレームワーク」の活用法とは?

忙しさで一向に進まない業務改革…

こんにちは、コンサルタントの高橋です。
時が経つのは早いもので、今年こそ生産性向上や営業力強化といった業務改革を進めよう…と考えていたはずが、まだその議論すらできていないという方も多いのではないでしょうか。膨大な「やるべきこと」に忙殺されていると、計画の立たないうちにまた次の繁忙期が来てしまう…経営者や事業部責任者の方にはそんなお悩みが多いようです。

しかし、計画の立案にやってはいけない時期などなく、思い立ったなら今この瞬間からでもやるべきです。実行フェーズのスケジュールだけ現場に配慮して、会社としてやるべきことはどんどん明確化していきましょう。

ただ、大きな方向性は決まっていても、何から始めるべきか意見がまとまらなかったり、戦略のアイデアが出ないというお話は、私たちが経営改善等のコンサルを行なう際にもよく伺うお悩みです。そんな時は、今ある情報を整理し、順序立てて対策を考えるのを助ける〝フレームワーク〟が役に立ちます。

表1:賃貸管理会社の「As is/To be」分析の例

課題を可視化する「As is/To be」

何から手をつけていいかわからない、そもそも目標が明確化・言語化されていない、という場面で役立つフレームワークです。現状「As is」と、あるべき姿「To be」を整理し、そのギャップを可視化することで解決の道筋が立てやすくなります(表1参照)。

①あるべき理想の姿を、箇条書きでいいので全て書き出し、②現状(売上・業務量といった定量的な情報と、従業員の希望や感情といった定性的な情報)を整理し、③理想と現状のギャップを分析しましょう。売上○円不足、人手○人不足、といったリアルな課題が浮かび上がります。

表2:「SWOT分析」と「クロスSWOT分析」の例

戦略の方向性を決める「SWOT分析」

会社そのもの、または事業部を取り巻く「強み」「弱み」「機会」「脅威」の4要素をマトリクス上に整理して、組織の現状を分析します。環境の変化や自社の強みを活かして戦略の方向性を明確にし、効果的にリソースを配分することが可能になります(表2参照)。

コツは、①きちんと対象の目的を決めること、②強みを書き出す際は謙虚になりすぎず、少しでもできていることは書き出すこと。自社だけでなく、競合他社のSWOT分析も行なうと分析精度が高まります。

具体的で効果的な戦略策定「クロスSWOT分析」

前ワークで抽出した強み・弱み・機会・脅威の4要素が、相互にどのように作用するかを考え、その組み合わせに基づいて具体的な戦略を構築するのがクロス分析です(表2参照)。4要素をフレーム内でクロス(例:機会×弱み)させ、「機会を活かして弱みを克服するための戦略は何か」など、その交点ごとに戦略を考えます。

特に着目したいのは「強み×機会」の部分。ここで生まれるのは、他社との競争優位性を最も発揮できる戦略です。逆に「弱み×脅威」の部分はあえて改善戦略を立てず、「撤退」を視野に入れることも必要です。

 

組織の課題がはっきりしない、考えがまとまらない、優先順位がつけられない…、とお悩みの際は、フレームワークを活用して解決を試みてはいかがでしょうか。


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